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東京9R カトレアS
自信度5 ★★★★★
◎ クレーキング
〇 スナッピードレッサ
▲ タガノバビロン
△ ナチュラルライズ
△ マリブオレンジ
△ テーオーエルビス
本命◎ クレーキング
このレースは将来重賞級として活躍しそうな馬が多数いて、超ハイレベルになる可能性が高いです。時計面だけなら
- スナッピードレッサ
- ナチュラルライズ
- テーオーエルビス
- マリブオレンジ
- タガノバビロン
- ドラゴンウェルズ
あたりの馬は新馬の時点で上位クラスに通用するレベルで走っています。これだけ時計面で異常な数字を出した馬が揃うのはかなり珍しく、2歳ダートG1レースと考えてもよいくらいです。
しかし、この段階の2歳限定ダート戦で重視すべきなのは”経験”だと考えています。特に重要なのは
控えて競馬をした経験。
力が抜けている馬はスピードの違いで道中で先頭に立ってしまい、併せ馬で競り勝つ経験ができないまま上位に上がってしまいます。また、ダートにおいて砂を被ったことがないということは致命的な欠点になる可能性があります。2歳戦において、前走ダートで逃げて勝利した馬の次走成績は以下の通りです。
よって、逃げしか経験していない馬は2歳戦では軽視すべきです。
そんな中で、本命のクレーキングは化け物級の時計を出した上位人気2頭(ナチュラルライズ、スナッピードレッサ)に隠れている印象がありますが、個人的に前走ヤマボウシ賞は2頭以上に評価しています。
①後半ラップが優秀
良馬場開催の2歳中京ダート1400m戦(2006年~2024年10月)において、上り3F 35.5以下で3着以内に入った馬はクレーキングしかいません。古馬含めてもスマートダンディーやエンペラーワケアなど重賞クラスの馬数頭しか出せてないレベルであり、2歳時に良馬場でこれだけ走れるのは相当な素質を持っている証拠だと考えています。
②相手関係が優秀
ヤマボウシ賞に出走した馬の次走成績は(2-0-0-4)。2勝の内訳はハッピーマンの兵庫ジュニアグランプリ(JpnⅡ)とコスモストームのなでしこ賞(1勝クラス)です。4着以下に敗れたのもアメリカの2歳G1に挑戦したアメリカンビキニとエコロアゼルが含まれており、相手のレベルは非常に高かったと言えます。
③レース内容が優秀
中京ダートは内が有利になりやすく、道中・4コーナーをロスなく回した馬が上位に来やすい典型的なコースです。当時クレーキングは出遅れて道中後方から砂を被り、4コーナーも大外を回す致命的な不利がありながら差して2着まで来ており、経験値を積むという意味でも素晴らしい内容でした。
今回は調教内容も前走以上であり、鞍上もルメール騎手を手配し本気度合いは非常に高いとみています。中舘厩舎との相性を考えてもここでは勝ちに来たと考えるべきでしょう。確かに今回のメンバーは非常にレベルが高く、勝ち切れるかというと自信は少し下がりますが、現状のオッズ妙味で行けば最大限の自信を持って買える1頭であることは間違いないです。今回のハイレベルとなるであろう一戦を制し、2歳ダート路線のトップクラスであることを証明してもらいたいところです。