京都8R 4歳以上2勝クラス
自信度3 ★★★☆☆
◎ セブンマジシャン
本命◎ セブンマジシャン
前走本命にしたときにも書いている通り、小倉芝2000mの2勝クラス時に記録した上り3F 33.5という数字が非常に優秀であり、重賞級だと考えている馬。前回はスタートで躓いて位置取りが悪くなったこと、休み明けだったことが敗因と分析している。今回は叩いた分調教が明らかに良化しており、ここが勝負である可能性が高い。高野調教師が調教騎乗・元々小倉芝にも登録⇒川田騎手を手配して京都芝に出走してきた背景を考えてもここは勝ちを強く意識しているだろう。そして、今回強く買いたい最大のポイントは今の京都芝の馬場状態にある。芝が荒れて外も伸びる差し馬場はこの馬にはベストのはず。牝系にSadler’s Wells、フレンチデピュティ（Vice regent）を持つこの馬が一頭突き抜ける可能性も十分あると予想する。
京都11R きさらぎ賞
自信度5 ★★★★★
◎ ビザンチンドリーム
〇 シヴァース
▲ レガーロデルシエロ
△ ウォーターリヒト
△ ナムラエイハブ
△ テイエムリステット
本命◎ ビザンチンドリーム
この馬の新馬戦については様々な媒体で騒がれているのでここで詳しく触れる必要はないだろう。個人的な新馬戦の指数としては、ざっくりではあるが順位をつけ始めた一昨年の2歳世代（＝現4歳世代）以降で一位に評価している（あくまで新馬戦の指数として）。今回距離が1800mに短縮になるのは好ましいとは言えないが、外回りは明らかにプラス。今の京都芝は直線で馬群がばらけるのもこの馬にとっては良い方向に働くはず。新馬戦のように不利なく直線を走ることができれば7割以上の確率で勝つと予想する。牝系にラスティックベルとフレンチデピュティを持つ馬としてはクロノジェネシスやノームコアがいる良血。まだ牡馬の大物が出ていないが、この馬はその大物になれる可能性がある。この血統は荒れた芝でも力を発揮できる馬が多いため、この馬も今の馬場コンディションで強い走りを見せてくれることを期待したい。
東京11R 東京新聞杯
自信度2 ★★☆☆☆
◎ ウンブライル
〇 ジャスティンカフェ
▲ アヴェラーレ
△ サクラトゥジュール
△ アスクコンナモンダ
△ サウンドビバーチェ
本命◎ ウンブライル
まずはじめに、東京新聞杯は牝馬が強いレースとして有名であり、近年マイルトップクラス路線で牝馬優勢の流れとも一致するためここでは牝馬を本命としたい。となると当然一番人気濃厚なマスクトディーヴァについて考える必要がある。個人的にこの馬の適性は高速馬場での後半5F勝負にあるとみている。つまり、好走するにはスムーズに残り5Fあたりからエンジンをかけてスピードに乗せる必要があると考えている。しかし、今回はマイルの一線級の馬を相手に内枠からの競馬となるため、好位置をとるのは難しいとみる。よって、競馬としては下げて外を回すしか好走するパターンはなく、人気を集める今回は妙味を考えて軽視する。次に浮上する牝馬は本命ウンブライル。新馬戦時にラスト5F 57秒台を記録している素質馬であり、実績も申し分ない。気性に難があったが、じっくり休ませて成長を明らかに感じる調教過程・ルメール騎手を手配して万全の態勢で迎える今回は好走可能性は高いと考える。個人的な話になるが、この馬は新馬戦時にラップをみてこの後どこかで重賞を勝つだろうと思っていた思い入れのある馬でもある。今回のレースで勝ちまで望むには相手が強いと思うが、好勝負となることを期待したい。相手はマイルで実績を残している馬、調教的に好調だと思われる馬をピックアップした。
