2024年2月10日(土)予想

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東京7R 3歳1勝クラス

自信度3 ★★★☆☆

◎ スパークリシャール
〇 タイガードラゴン
▲ ニコラウス

本命◎ スパークリシャール
この馬は王道のクラシック路線でも通用する素質を持っているのではないかと考えている。出馬表を見ればすぐにわかるように、これまで負けてきた相手が強いのは明らかだが、強調したいのは負けてきたすべてのレースで展開的に不利だったということ。セットアップに敗れた札幌未勝利戦では、前有利の馬場と展開の中で勝ち馬との差を詰め切れなかったが、全体時計が優秀であり、歴代でも重賞級の馬しか出せないものだった。勝ち上がった未勝利戦では自ら動いて早めに先頭に立つ形になったが馬也で圧勝。強い馬にしかできない競馬で勝ち切ったことは大きく評価できる。今回は距離が1400mになるため、スプリント寄りの流れになってしまうとさすがに厳しいと思うが、その分人気を落とすはず。前が忙しくなりそうなメンバー構成なので、外枠から好位に控えて自分の競馬に徹すれば好走する可能性は高いと予想する。穴として推奨したいのはタイガードラゴン。新馬戦は一日を通して前不利な馬場で唯一逃げ切った内容は高く評価できる。東京で走る血を固めた面白い血統構成であることも期待できる重要なポイント。

京都10R 飛鳥S

自信度1 ★☆☆☆☆

◎ ラスマドレス
〇 キミノナハマリア

本命◎ ラスマドレス
新馬戦の数字だけでも重賞級の馬なのではないかと個人的に考えている馬。小倉芝1800m新馬戦においてラスト2Fの加速ラップで勝利できる馬は重賞級である可能性が非常に高い。ラスマドレスは2歳~4歳前半にかけて、長期離脱があって活躍できずにいたが、4歳の後半から一気に素質を開花させた。阪神芝2000mでの1勝クラス勝ちは後半ラップが素晴らしく、5Fの数字はスワーヴリチャードやオルフェーヴルに匹敵するレベルであった。連勝となった京都芝2000でも素晴らしいラップで勝利しており、右回り中距離での活躍を大いに期待している。この馬にとって好走のカギはペースと枠だと考えており、ゆっくり追走できるペース、かつ外枠で他の馬にかぶされない条件が揃った際は重賞級の力を発揮できるのではないかと考えている。今回は外枠の偶数番を引き、前に行く馬も多くはないため好走条件は揃っているはず。荒れた馬場の経験が少なく、血統的にはどちらかといえば良馬場向きな気がしているため、馬場コンディションがどちらに出るかが気になるところではあるが、前走の敗戦があってここは人気的にも買いやすい場面だと考える。強めの対抗は今の京都芝がベストといってもよいキミノナハマリア。3番手以降は混戦と想定する。

東京11R クイーンC

自信度5 ★★★★★

◎ サフィラ
〇 テリオスサラ
▲ コスモディナー
☆ ルージュサリナス
△ クイーンズウォーク
△ ルージュスエルテ
△ サクセスカラー
△ アルセナール
△ ガビーズシスター

本命◎ サフィラ
阪神JF前後で私のこの馬に対する個人的な評価は全く変わっていないため、その阪神JF予想時に書いた内容を再掲する。

“アルテミスSは歴代最高のレベルであり、勝ち馬チェルヴィニアとともに非常に高く評価しています。この馬について他にも高く評価できるのは未勝利戦の内容です。このレースで2着馬に着差0.6をつけており、出走メンバーでは力が違う勝ち方を見せています。特筆すべきは上り33.7、レース上りラスト2F目が11.0という数字を記録していることです。坂のある阪神コースでラスト2F目に11.0以下を記録できる馬は強い可能性が非常に高く、過去リスグラシューも同じようなラップで勝利しています。私はこの馬のことを現時点でリスグラシュー級に評価しており、今回の阪神JFでも勝ち負けを期待しています。”

https://ozzlog.com/2023-prediction-hanshinjf/

この時から同世代で最も評価(成長力も考慮して)したいと考えている馬はサフィラ。外不利の馬場・展開で安全策をとって大外を回し、結果的に仕掛け遅れた阪神JFの内容は度外視可能。その時の人気・オッズにもよるが、考えが変わるまで世代限定戦ではこの馬を本命にしようと考えている。今回は調教もしっかり動けており、ここで賞金を加算したいという陣営の声を信じるべきところ。対抗に推したいのはテリオスサラ。去年の赤松賞も歴代トップクラスのレベルだと考えており、そこで強い競馬を見せたテリオスサラも高く評価している。3番手はコスモディナーを推したい。この馬は新馬戦のラップが非常に優秀であり、どこかで重賞を勝てるのではないかと密かに期待している馬。陣営が期待しているのも納得できる。

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