阪神6R 3歳未勝利
自信度2 ★★☆☆☆
◎ ワーキングアセット
〇 ソウルプラウド
▲ ライフセービング
△ クルミナーレ
△ ジャスティンダイス
本命◎ ワーキングアセット
2023年以降吉村厩舎の阪神芝2000m成績は複勝率5割あって回収率も優秀。ジャスタウェイの阪神芝2000m成績も複回値90を超えていて非常に優秀。以上のようにデータ面での買いポイントが多い馬。能力的にもこのメンバーでは1番人気になってもおかしくないと思っている。新馬戦は勝ち馬に離されたが全体時計が非常に優秀で、ゴール後勝ち馬に並んでいるように余力があった。それ以降勝ち切れずここでは人気を落とすと想定しているが、これまで戦ってきた相手は強い馬がほとんどで負けも仕方がないと言えるものだった。特にルメール騎手が乗りながら4着に敗れた一戦については、後半5Fを過ぎて急にラップが早くなる特殊なレースであり、展開的に差し有利となったレースなので言い訳ができる(同じような位置取りで2着に粘ったクルミナーレはさらに評価できるのだが)。最も評価したいのは前走の競馬。重賞でも活躍するウォーターリヒトを差しきりそうなほどで、ゴール後も2頭で後ろを離していた。3着馬もすでに未勝利を勝ち上がっているように相手のレベルも高く、雨の影響で比較的時計が出づらい上に外が伸びにくい馬場コンディションだったことも評価できるポイント。調教面をみると、坂路全体時計、各ハロン時計で自己ベストを更新しており、調子はよさそう。ただし大外枠なので勝つには運も必要かもしれない。相手は能力上位の馬を順当にピックアップ。
阪神9R 君子蘭賞
自信度2 ★★☆☆☆
◎ ケーブパール
本命◎ ケーブパール
この馬については友道厩舎に関するデータが最大の推奨理由となる。阪神芝1800mにおいて友道厩舎の複勝率は5割を超えており1/2以上で馬券に絡む。重要なのは回収値が150を超えていること(2023年以降)。超名門厩舎ながらまだ過小評価されている感があり、この事実だけで買う価値がある。ちなみに川田騎手×友道厩舎の組み合わせで阪神芝1800mに出走してきた場合、複勝率は7割を超える。もう一点個人的に買いポイントだと考えているのが牝馬だということ。友道厩舎の活躍馬は牡馬が多いためか、回収率でみるとなぜか牝馬が過小評価されている傾向がある。今回も現時点ではそれに見合うオッズになっているため勝負できると判断した。この馬自身の話をすると、アルメリア賞の競馬が中々強く、前有利の馬場を最後方から追い込んで上り最速で届かず4着だった。相手は決して弱くはない牡馬相手なので価値は高く、今回のメンバーでは実績最上位といってもよい。馬体重が軽い馬であり、今回の調教過程は軽めなので自信度は下げているが、勝ち負けする可能性は比較的高いだろう。
阪神11R 毎日杯
自信度4 ★★★★☆
◎ サトノシュトラーセ
〇 べラジオボンド
▲ メイショウタバル
△ ニュージーズ
△ トラジェクトワール
△ ナイトスラッガー
△ スマートワイス
△ ノーブルロジャー
本命◎ サトノシュトラーセ
阪神芝2000mで行われた新馬戦が非常に優秀で注目し始めた馬。最も評価できるレースである京都2歳Sは2歳戦の2000m戦としてはかなりのハイペースとなった一戦。そのレースで大外から前につけ、唯一前に行った組で残っているこの馬は非常に強く着差以上に評価できる。京都2歳Sのレベルの高さはすでに広く知れ渡っているため妙味は薄いが、その中で最も強い競馬をしているのはこの馬であることは間違いない。前走あすなろ賞はその実力を証明する一戦となった。出走メンバー、時計どちらもハイレベルな一戦と考えている。特にラスト5Fが加速ラップでラスト3Fは11秒台の加速ラップ。スローペースだったため過剰に評価はできないのだが、小倉芝2000mでは非常に珍しく、過去にはオーシャンブルーやトゥザグローリーなどが記録しているハイレベルなラップだった。この馬自身は上り4位に留まったが、ガイアメンテに差されかけたところからさらに伸びたように素晴らしい勝負根性を見せている。道中はスローペースで折り合いを少し欠いており、展開的に不利な前につけて早めに仕掛ける厳しい競馬になったので着差以上の完勝だったとみる。血統的にはハーツ系×デインヒル×Nijinskyという構成で、ジャスタウェイ産駒の筆頭であるダノンザキッドやルージュエヴァイユと同じ。初の1800mとなるが、ここでこの馬の能力が世代上位であることを証明してほしい。相手は能力がありながら軽視されている人気薄の馬が多いため広くカバーした。