2024年5月11日(土)予想

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京都5R 3歳未勝利

自信度3 ★★★☆☆

◎ ヘザルフェン
〇 イルデポート
▲ ウロボロス
△ ボンウィークエンド
△ ロードクロンヌ
△ シークレットレーン

本命◎ ヘザルフェン
まず今回の時計的なメンバーレベルは総じて低い(この時期の未勝利戦なので当然なのだが…)。その上、調教的に変わり目を見せてきそうな馬もいないため、初出走の良血馬シークレットレーンの独壇場となることもある程度想定して予想をすべきだと考えている。その中でも個人的な能力値ランクで判断すると上位印の3頭が抜けている。その中でも最上位はヘザルフェン。横山典騎手が乗り続けて9戦未勝利の馬だが、2,3戦目は勝ったレースと考えてもよい内容だった。近走は低迷しているように見えるが、どのレースも展開的に不利なものが多く、見直しが可能。特に前走はシンプルな上り勝負で大外を回した分のロスが響いて4着。この馬としても自身の上り3Fとしては最速の34.6を使って最後まで止まっていない。近走を見る限り後ろからのイメージが浸透しているだろうが、今の京都芝コースの傾向を読んで騎手は前で競馬を進めてもおかしくない。今回のメンバーでは上りが使えないこの馬でもポジションをとれるのではないかと推測する。間隔が詰まる中でよい状態をキープできていそうなのも〇。

京都9R あずさ賞

自信度4 ★★★★☆

◎ サブマリーナ
〇 インファイター
▲ ジェロニモス
△ ペンナヴェローチェ
△ タマモランプ
△ ナムラブーニン

本命◎ サブマリーナ
1番人気想定のためそこまで強気には買わないが、能力的にはこのメンバーでは抜けて評価している。前走つばき賞はメイショウタバル、キープカルムに次ぐ3着というだけで素晴らしいのだが、時計的に非常にハイレベルな1戦だった。特に後半4F 45.4という数字は中々みることのできない数字であり、メイショウタバルがその後毎日杯で圧勝したのも頷けるほど。ちなみにこの数字は2024年京都競馬場で行われた芝1600m以上のレースで最速である。そんなハイレベルレースにおいてサブマリーナは不利な後方からレースを進め、直線で明らかに届かないところから勝ち馬と半馬身差まで追いつめている。レースラップ的には最後少し止まっているので差し脚が目立つのは当然だが、前半ペースを考慮してもこの馬の上り3F 33.0という数字は異様に早い。2024年の京都芝1800m以上のレースでは2位の数字である(1位は先週高速馬場での開催となったあやめ賞勝ち馬のナムラフッカー)。育成面と血統的な奥行きに若干不安はあるが、順調に成長すれば重賞を勝てる素材だろう。相手筆頭は能力値2位のインファイター。今の馬場で大外は大きなマイナスだが、スタートよく前につけてペースを調整できるなら上位の存在。穴として面白いのはジェロニモス。坂井騎手ならおそらく内から前につけるだろう。前走の内容はペンナヴェローチェと同等の割に人気薄になるなら強く狙える。

東京9R 国分寺特別

自信度2 ★★☆☆☆

◎ アンリーロード

本命◎ アンリーロード
現4歳世代の牝馬は総じてレベルが高いと考えているが、その中でもこの馬は末脚ではトップクラスのものを持っている。2着だった新馬戦の後半5Fが非常に優秀で、カーネーションカップでの後半の脚をみても明らかに大箱の東京が向くタイプ。距離に関しては父リアルスティール産駒の傾向とも一致するのだが、末脚の持続力を見る限り1800mという距離もこの馬にとってベストだろう。前走4着に負けているが、展開がかみ合わなかったためあまり気にする必要はない。相手も2勝クラスでは上位の馬ばかりであり、むしろ4着という結果は高く評価できる。(余談だが特に勝ち馬のココナッツブラウンは重賞でも活躍できる馬だと考えている。)今回は苦手な休み明けでテン乗りとなる戸崎騎手、初の負担重量56キロという不安要素もいくつかあるが、相手関係を考えるならばある程度人気でも買いたい。

東京11R 京王杯SC

自信度2 ★★☆☆☆

◎ トウシンマカオ
〇 グランデマーレ
▲ プルパレイ

本命◎ トウシンマカオ
想定1番人気は意外だが、その資格はある馬。京阪杯とオーシャンSの内容が非常に強く、父同様に5歳にして本格化したのではないかと思わせる。前走の高松宮記念は馬場状態が非常に悪い中での開催であり、この馬には向かなかったので度外視でよい。重馬場でも走れる馬ではあるが、明らかに良馬場・高速馬場の方に適性があると考えている。2歳時に勝利したクロッカスSの内容が素晴らしく、東京芝1400mはこの馬にとってベストに近い条件の一つだろう。近走は1200m戦を使われているが、脚の使い方を見る限り1400mでも問題はないはず。今回は調教が抜群の内容で、過去1番の出来ではないかと考えられる。1枠というのは極端な枠だが、並びは悪くなく、ある程度前につけて競馬ができれば馬券圏内に来る確率は高いと推測する。穴として面白いのはグランデマーレ。超高速馬場を得意とする馬で、2歳時の葉牡丹賞をはじめ時計勝負にめっぽう強い。それは血統構成から考えても納得できる。調教も素晴らしく状態は非常によいだろう。最後にプルパレイ。気性的な問題もありずっと低迷していたが1200mで復調。内容も素晴らしい。1400mという距離が不安材料だが、2歳時にトウシンマカオに迫った競馬は非常に強く、その後重賞を勝ったのは偶然ではない。

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