2024年5月12日(日)予想

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京都4R 3歳未勝利

自信度3 ★★★☆☆

◎ ジーティームソウ
〇 ヒルノセビリア
△ アイビーブリッツ
△ エヴァンスウィート
△ ペプチドセーヌ

本命◎ ジーティームソウ
ジーティー冠の付く田畑オーナーの所有馬で、ノーザンファーム生産の馬はこの馬とミスタージーティーのみ。ジーティームソウは兄弟に重賞勝ち馬もいる良血で、セリ価格の高さから陣営の期待が大きいことが伝わってくる。初戦は4着という結果だけみると微妙に思えるが、内容は素晴らしかった。この時の馬場は内前が特に有利な馬場で、3着以内に入った3頭は全て内前で運んだ馬たち。この馬は後方から内を縫って差してきたので内伸びには恵まれてはいるのだが、明らかに強い競馬だった。未勝利戦としては時計・ラップも優秀であり、この馬自身のラップとしては最後まで止まっていないので距離が1800mにのびるのは大きなプラスとなり得る。調教で動いていないのは初戦と同様ながら、時計面は詰めており、短期間での上昇も見込めるだろう。坂井騎手への乗り替わり、内枠という条件なら前に行く可能性があることも考えておきたい。

東京6R 3歳1勝クラス

自信度3 ★★★☆☆

◎ ラスカンブレス

本命◎ ラスカンブレス
おそらくそこまで人気にならないだろうが、個人的な能力評価は1位。まず初戦は今回人気上位の一角となるグランカンタンテが勝利したレースで3着。スローの前残りレースだったのだが、この馬は出遅れて届かない位置から3着まで差している。自身の上り3F 33.7という数字はこの日の馬場を考えると異常な数字。距離が延びればおそらく差し切っていたはずで、当時のメンバー中では素質が違うなと思わせる内容だった。次戦はまたも差し遅れて3着。この時の2着はディマイザキッドで、最後の脚は同程度だった。相対的な比較でこの馬も重賞で通用するのではないかと考えるようになった。勝ち上がった3戦目は力が違うという内容。少しズブイため早めの仕掛が必要ではあったが、着差・上りの数字が優秀だった。この日は雨の影響で時計のかかる馬場だったが、その馬場にしては非常に優秀な後半ラップで走れている。距離は長めの方が良さそうなので今回の条件は向いているとは言い難いが、スローとなりそうな展開、血統、調教面からプラスと捉えてよさそう。頭から狙う価値は十分あるだろう。

東京11R ヴィクトリアマイル

自信度4 ★★★★☆

◎ マスクトディーヴァ
〇 ルージュリナージュ
▲ コンクシェル
△ ハーパー
△ モリアーナ
△ ドゥアイズ
△ ウンブライル
△ ライラック
△ フィアスプライド
△ スタニングローズ
△ ナミュール

本命◎ マスクトディーヴァ
この馬は現役最強の牝馬に近い存在だと考えている。衝撃のレコード決着だったローズSは間違いなく強く、マイルでも余裕で通用するレベルの内容。この馬で一番評価しているのは秋華賞の競馬。この日は内前有利の馬場で、リバティアイランドも早めに前を捕まえにいく競馬を選択したほど。マスクトディーヴァは直線で追い出すのが遅れ、不利な大外から差してくる競馬となったが、ゴール地点ではリバティアイランドに0.1秒差まで迫っている。この時のラスト1Fは10秒台で走っており、この日の馬場やコース条件を考えると異常な数字を叩き出している。よって、間違いなくG1を勝てる馬だと評価している。個人的には天皇賞秋やJCでも通用すると考えており、マイルへの適性は相対的に低いとみているのだが、今回のメンバーでは全く問題にならないだろう。前走は斤量や直線でのアクシデントを考えれば着差以上に強い競馬であったことは明白。今回は調教過程が明らかに過去一番のもので、陣営が去年暮れから本気でこのG1を獲りに来たと言っていることへの信頼度は高い。よほどのことがなければ崩れることはないと予想する。相手はナミュールを3連系の最後でしか抑えないため広く狙う。特に注目しているのはルージュリナージュとコンクシェル。前者はまず状態が過去一で素晴らしい。東京での末脚は重賞級でここでも通用するはず。後者はスロー想定の展開に恵まれる可能性高く、上昇中の勢いは侮れない。牝系にMachiavellianを持つという点で、タイプは全く違うがソングラインを想像させる血統構成も評価する。

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