2024年10月26日(土)予想

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目次

新潟2R 2歳未勝利

自信度1 ★☆☆☆☆

◎ マイユニバース

本命◎ マイユニバース
芝でも重賞級の能力があると考えている馬。前走は心房細動による大敗のため度外視でよい。初戦は札幌2歳Sで1番人気3着のファイアンクランツが勝利したレースで5着。着差は1.2秒と大きく負けているが、出遅れての位置取りの悪さが響いたレースでこちらも参考外でよい。レースのラップ的にも超ハイレベルな瞬発力勝負であり、それでも最後に内から差を詰めてきた競馬は高く評価できる。2戦目もラップ・相手的にかなりハイレベルなレースであり、このレースも非常に高く評価。血統的にも上まで行ってもおかしくないため、ダートで相手が弱くなる今回は勝ち負けを期待。調教も◎。ただし血統的には完全に芝向きの馬。

京都2R 2歳未勝利

自信度3 ★★★☆☆

◎ ジューンエオス
〇 シュパネントウィル

本命◎ ジューンエオス
個人的にダートでかなりのところまで行くのではないかと密かに期待している素質馬。前走の新馬戦は高速の重馬場で行われたため時計が出る条件だったが、それでも全体時計1:36.9は超優秀。特筆すべきはラスト2F 11.6-11.9という数字であり、歴代でみても同条件で5位以内に入る。これに近い数字を出した2歳馬はルヴァンスレーヴやスマートファルコン、タガノビューティー、ノンコノユメなどG1級がずらりと並ぶ。2歳のこの時期に牝馬がこれだけの数字で走れたことが貴重であり、勝ち馬マリブオレンジとともに今後大きく期待できると考えている。レース内容をみると、直線先頭にたってから追い出すまでにかなり余裕を持っており、マリブオレンジに抜かれかけてから強く追い出している。このタイミングの差で瞬発力勝負に負けてしまった印象。ゴール以降の脚は同等以上であり、最後に手前を変えてから伸びがよくなっているように見えるので2戦目での上昇にもかなり期待できる。今回は最内枠からのスタートで砂を被ったときにどうなるかというリスクがあるが、それを加味しても現状のオッズなら狙える。相手は前走相手・時計が非常に優秀なシュパネントウィル。

東京2R 2歳未勝利

自信度3 ★★★☆☆

◎ スワローシチー
〇 リアライズオーラム
▲ ピエナフェーヴル
△ グロスビーク
△ フィーリウス

本命◎ スワローシチー
新馬戦と3戦目を非常に高く評価。まず初戦は期待馬が揃う6月の東京芝1800m戦で3着。相手はすでに勝ち上がった馬が多数いるハイレベル戦であり、後半ラップもかなり優秀なレースだった。ラップ的には後ろが届くはずのない瞬発力勝負であり、この馬は後方の窮屈なところから追い出して3着まで来ているので相当強い。3戦目はラスト2F 11.8 – 11.0の流れを差して僅差の2着。超高速の中山芝2000mでの数字のため過剰に評価はできないがそれにしても素晴らしい内容だった。前走は外不利な条件であり、ずっと外を回って早めにしかけたこの馬に向かなかったので参考外でよい。今回も出走してくるピエナフェーヴルとの差は仕掛けるタイミングと通ったコースによるものであり着差ほどの差はないと考えている。2戦目の大敗の直接的な要因がわからない分今回オッズをもらえる印象のため、買うならばこのタイミングだと判断した。相手筆頭は新馬のラップから重賞級の可能性があるリアライズオーラムとピエナフェーヴル。

京都8R 萩S

自信度3 ★★★☆☆

◎ テリオスララ
〇 ディアナザール
▲ マジカルフェアリー

本命◎ テリオスララ
近年ハイレベルな札幌1800m勝ち上がり(先日菊花賞を勝利したアーバンシックなど)。新馬戦はキングスコールが異常な強さだったが、前で粘ったこの馬も非常に強い。2着での全体時計も歴代2位に相当する優秀な数字だった。この馬は勝ち上がりを決めた2戦目の競馬も素晴らしい。スローペースでの逃げがはまったようにも見えるが、この日の馬場はそこまで前有利とはいえなかった。その中で鞭を使わない余裕のある勝ち方ができている。ラスト3F 11.9 – 11.4 – 11.6のラップを刻んで勝利しており、過去の馬と比較しても重賞級の可能性があると個人的に考えている。今回は京都芝1800m戦で美浦からの遠征となるため牝馬にとって厳しい条件だが期待したい。相手は初戦の内容・相手がハイレベルで今回本気度が高いディアナザール。右回り向きで向かないであろう条件のG3でも力を見せたマジカルフェアリー。

京都11R スワンS

自信度3 ★★★☆☆

◎ ダノンマッキンリー
〇 スズハローム
▲ ダノンスコーピオン

本命◎ ダノンマッキンリー
2歳時の走りからG1を獲っても全くおかしくない素質があると考えている馬。特に評価しているのは秋明菊賞の競馬。2歳時にこの馬より早い全体時計で走って勝利した馬は過去6頭しかおらず(2006年以降約220レース中)、そのうち3頭がのちにG1を勝っている(アストンマーチャン、モーリス、レシステンシア)。時計水準としても同じ時期に行われたファンタジーSと同レベルであり、ダノンマッキンリーの秋明菊賞はどんな数字的な面で見ても超優秀であることは間違いない。ちなみにここで書くと長くなるため省略するが、ファルコンSの内容も歴代トップクラス。気性的な問題を抱えているため力を発揮できないレースが多い分オッズがもらえる馬だが、素質自体はハイレベルな現3歳短距離路線でもトップクラスだろう。今回はほぼベストといってよい右回り1400m戦で大外枠を引いたため、自分の競馬はしやすいはず。調教も過去一といってよいレベルであり、頭でも狙いたい。相手は能力上位で調教抜群のスズハローム、スローの1600mからペースの流れる1400m戦に条件が好転するダノンスコーピオンが筆頭。

東京11R アルテミスS

自信度4 ★★★★☆

◎ シホリーン
〇 カムニャック
▲ ミリオンローズ
△ ブラウンラチェット
△ マイエレメント
△ ショウナンザナドゥ

本命◎ シホリーン
新馬戦が強すぎるの一言。毎年9月の中山芝は異様に時計が早くなるためほとんどのレースの時計が過剰に評価される傾向にある。しかし、最近はそのことも一般に浸透してオッズがもらえる印象。シホリーンが2着に敗れた新馬戦は誰が見ても分かるレベルの超優秀な時計が出た。2歳中山芝マイル戦で全体時計32秒台、レース上り3Fが33秒台というのはこのレースが唯一。そして3歳限定戦(過去のG1朝日杯やフェアリーS、ニュージーランドTを含む)に条件を広げてもこのレースだけという異常な数字だった。レース内容も勝ち馬ファンダムを差せなかっただけでほぼ互角、最後の脚はこちらが優位だった。2戦目も内容・時計が非常に優秀。同日のサフラン賞より高く評価できるものであり、ノーステッキでの勝利。今回素質馬が数多く揃った中でも抜けて能力一位として個人的に評価している。調教ではさらに状態を上げていると思われる時計が出ており、今回乗り替わりとなることでオッズがもらえるのであれば素直に本命でよいだろう。相手は新馬のラスト2Fが歴代トップのカムニャック、クローバー賞が同条件で過去一位の内容だったミリオンローズが筆頭。特にミリオンローズの前走は勝ち馬が強すぎただけであり、評価を落とす必要はないだろう。道中もかかって消耗していたので見直せる。

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