2024年11月9日(土)予想

目次

東京3R 2歳未勝利

自信度3 ★★★☆☆

◎ ゼットリアン
〇 フクノブルーレイク

本命◎ ゼットリアン
シンプルにこの中で能力が抜けている可能性が高いため本命。札幌での2走は前有利の展開の中位置取りが後ろになり、最後に届かなかったことが敗因であり力負けではない。負けた相手もアルマヴェローチェ、ショウナンサムデイと、現時点では牝馬中距離路線でトップクラスの可能性を秘める二頭だった。レースの後半ラップも素晴らしいため能力が高いことは間違いない。どちらのレースもゴール後の脚が素晴らしく、脚を余していたことは明白。今回は直線の長い東京コースであり、大外を後ろから回しても力の違いから好走する確率は高いと予想する。あくまで2戦だけの結果でしかないがゲートに課題のある馬で、スローペースの前残りリスクはそこそこあることは考慮すべきだろう。相手は前走少し窮屈になったことで不利があったフクノブルーレイク。ウインブライト産駒ながら瞬発力勝負にもついていけていることは高く評価すべき。

京都3R 2歳未勝利

自信度5 ★★★★★

◎ キタサンハナビラ
〇 リッター

本命◎ キタサンハナビラ
新馬戦の走りを見て来年のオークスでも勝負になるのではないかと期待をしている馬。中京芝2000mで上り3F 34.0、レースラップラスト2F 10.9 – 11.4の流れで中段から差してきたのは超優秀。全体時計もこの時期にしては優秀であり、勝ち馬ゲルチュタールも今後要注目。中京芝2000mはスタミナも大いに要求されるコースであり、この時期の牝馬にしてはかなりタフなコース。実際に2歳戦では牡馬が圧倒的有利な条件となっていることはデータからも明らか(複勝率、回収率ともに10%以上の有意差がある)。その中でこれだけの数字で走れているのは破格だと考えている。個人的に最も評価しているのはゴール後どこまでも伸びていきそうだった脚色。おそらく適性は2000m以上にあるのではないか。今回は他に強そうな牡馬がいるためここで勝てれば期待値は跳ね上がる。能力だけで勝ち切って今後のローテに余裕を持たせてほしいところ。相手は新馬戦で最後に素晴らしい脚を見せたリッター。どちらの馬も牝系にデインヒル×Nijinskyを持っているのも面白い。

福島5R 2歳新馬

自信度3 ★★★☆☆

◎ エリーナストリーム

本命◎ エリーナストリーム
7月の福島でホウオウガイアが勝利した新馬戦に戸崎騎手で出走を予定していた素質馬。10月まで出走が伸びてしまったが、その分調教での動きはかなり良化している。OP馬(レイベリング)と併せて互角に動けており、それだけでも期待できる。個人的に信頼している鹿戸厩舎の勝負パターンにも合致。丸山騎手を手配したのもかなり心強い。そして、この馬が期待できるもう一つの理由は血統。サトノアラジン産駒は頭数・実績ともにまだ少ないが、牝系にデインヒルを持つ馬が活躍する可能性が高いと考えている(サトノアラジン自身が牝系にNijinsky持ち)。今年の函館2歳Sで好走したニシノラヴァンダもこのタイプ。今週のトラックバイアスが大いに気になるところだが、先週の福島芝は外から好位置をとった馬が最も好走率が高かったため、できれば前目の位置につけてほしいところ。

福島9R 二本松特別

自信度2 ★★☆☆☆

◎ シークレットイスラ

本命◎ シークレットイスラ
前述の通り先週の福島芝は外から好位置をとった馬が恵まれやすい馬場だったと考えており、この条件ではスムーズに前目につけれそうな馬を狙いたい。シークレットイスラは今回の並びや鞍上のタイプ的にスムーズに位置が取れそうなのがよい。まだ3戦しかしておらず、伸びしろは大きい。そして、前走の競馬を高く評価している。馬群の中から競馬をし、昇級一戦目で上位と遜色ない競馬が出てきており、今後も伸びる余地はありそう。調教では騎手が2週連続で跨っており今回に向けて勝負度気配も感じる。前が楽になる展開になってほしいところ。

東京9R オキザリス賞

自信度2 ★★☆☆☆

◎ ケイツーギルダー
〇 ポールセン

本命◎ ケイツーギルダー
おそらくかなりの人気薄。千葉厩舎に横山武史騎手、調教でも武史騎手が乗るというだけで期待値的に買う価値があると考えている。ここ2戦の競馬を見る限りここでも勝負になってよいと考えている。前走の後半ラップは地味に優秀。前目に着けられる脚とスタートの良さもあり、今回のメンバーであれば内から砂を被らずに好位置をとれそうなのもよい。後は1400mに距離が伸びてどこまで粘れるか、他の馬がどこまで位置を取りに来るかによる。相手筆頭はポールセン。前走の時計はすべての面で破格。ここでは能力が抜けている可能性がある。後は違う競馬を経験したときにどうなるかがポイントとなる。

東京11R 武蔵野S

自信度3 ★★★☆☆

◎ ショウナンライシン
〇 エンペラーワケア
▲ ビヨンドザファザー
△ タマモロック
△ ゼットリアン
△ サヴァ

本命◎ ショウナンライシン
前走は人気薄で好走し、ややフロック視されているがかなり強い内容。確かに馬場は渋って内が有利かつラップ的に後ろ超有利に見えたが、それにしても1頭だけ抜けて強いといってよい完勝だった。実は前日の赤富士S(3勝クラス)の方が時計的に価値は高いのだが、それでも全体時計は歴代でトップ10クラスに位置するものだった。ここ3走は時計面でも非常に優秀な走りを見せており、2番人気想定のタマモロックより人気しないのであれば素直に本命。競馬の内容的に枠や位置取り、コースを問わず好走できており、今回も上位に来る可能性は高いと予想する。相手はここでは能力上位のエンペラーワケア。ダートでは1600mが初となるが、これまでの内容的に全く問題ないとみる。差しが台頭しやすいレースのため差してこれそうな馬をその他の相手としてピックアップ。ビヨンドザファザーは最内枠が大きなマイナスだが、素直に大外を回して展開噛み合えば上位に来る地力はある。

京都11R デイリー杯2歳S

自信度2 ★★☆☆☆

◎ ローレルオーブ

本命◎ ローレルオーブ
はっきり言ってかなりレベルの低いレースとなりそうなメンバー構成。正直展開によってはどの馬が来ても驚けないレース。自分の考える期待値的にはローレルオーブを本命に推したい。前走の大敗が目につきやすいのでおそらく人気にならないだろうが、未勝利の勝ち方は今回のメンバーでも最も評価できる。加速ラップで前有利となったレースを後方から差し切り勝ちしており非常に強い。ホー騎手の騎乗も上手かったが、馬自身の能力を感じるレースだった。ウインブライト産駒のためスローの瞬発力勝負となり、上り3F 33秒台を求められるようなレースになれば沈むだろうが、思い切った競馬ができればここでもあっさり勝負になるだろうと予想する。

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