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阪神2R 3歳未勝利
自信度3 ★★★☆☆
◎ ロードヴォイジャー
〇 ダイシンレアレア
▲ メイショウアイル
本命◎ ロードヴォイジャー
ロードヴォイジャーの初戦はヒルノハンブルク戦。この日は少し雨は降ったが時計がそれほど出ないタフな馬場。上りも同様に遅い決着が多かった。ロードヴォイジャーは上り3F 37.0で差してきたがこの上りがかなり優秀。ダート短距離戦と同等の上りだった。この時の2着ゼロスネークには劣ったが、ゼロスネーク自身は未勝利は間違いなく勝つレベルの馬。当時の相手も後に未勝利戦で上位の走りを見せた馬ばかりでかなりのハイレベル戦だった。2戦目は初戦を考えると案外な結果だが、調教は悪化、大幅体重減とコンディション面に問題があったと考えている。今回は調教が大幅に良化しており、少し砂を嫌がるそぶりがあるので外枠もプラス。今回のメンバーであれば頭も大いに期待できるはず。対抗は能力最上位のダイシンレアレア。3番手に前走の数字が(特に後半ラップ)優秀なメイショウアイル。今回初ダートで人気するであろうアジュマンは芝血統なので軽視。
中山2R 3歳未勝利
自信度3 ★★★☆☆
◎ ニシノブレイゼスト
〇 ロングウェイホーム
▲ ハルノアラシ
☆ ヘリオトロープ
△ ノーブルプライム
△ スーパーチャージ
△ ラストレガシー
本命◎ ニシノブレイゼスト
芝からダートへの転戦組。この馬の場合は芝で全くダメという訳ではなく、リトルジャイアンツ戦ではかなりのハイペースで逃げるなど見どころのある競馬はできていた。その時点でダート未勝利を勝てる素質はある。ダート初戦となったアメージング戦では前が速くなる厳しいペースを先行しながら、最後までアメージングに食らいつこうとする強い競馬だった。そのアメージングは黒竹賞で展開不利ながら前で粘り、次走の1勝クラスでしっかりと勝利。ニシノブレイゼストは競り合う相手が悪かったと言えるだろう。ダート2戦目は直線内から手応え良く抜けようとしたところで進路がなくなる不利があり、完全に参考外。流石に不利がある分今回もある程度人気になるだろうが、他に見栄えの良い馬(ハルノアラシが筆頭)がいるため買いやすいタイミング。能力的にも足りており素直に本命に推す。対抗は前走内不利な展開と馬場で内から差してきたロングウェイホーム。その前の中山ダート1800mでの時計面は今回出走する馬の中で最も優秀。人気も落ち着くあろう今回は強めに買いたいところ。
阪神4R 3歳1勝クラス
自信度3 ★★★☆☆
◎ アローオブライト
〇 シホノペルフェット
▲ スーパージョック
△ ポイントネモ
△ メイショウイズウン
△ ヴェーヌドール
△ ソニックステップ
本命◎ アローオブライト
アクシデントがあり、休養明けとなるため大敗も考えられるが本命。理由は単純にこのメンバーで素質が抜けている可能性があるため。初戦は調教から完全に叩きで度外視可能。2戦目の競馬が重賞級に近い強さ。2着のルクソールカフェに競り勝っているだけで高く評価できるのだが、時計面が非常に強い。ラスト2Fレースラップが12.3 – 12.1の加速ラップで余裕残し。ラスト1Fはこの日のダート戦で最速どころか2024年の札幌開催ダート1700m戦で最速の数字。1勝C、2勝Cより全体時計が遅く平凡にみえるが後半ラップの構成がそれら2戦より優秀な時点で素質は重賞級だと考えられる。2着だったルクソールカフェのその後を考えればこの一戦がハイレベルだった可能性は非常に高い。今回は休み明けが嫌われる場面だが、調教を見る限りブランクはそれほど感じさせない動きができている。対抗は未勝利勝ちの時計が3勝クラス並みだったシホノペルフェット。3番手は前走の勝ち方が優秀、かつHレベルな未勝利戦で経験を積んできたスーパージョック。
中山6R 3歳未勝利
自信度3 ★★★☆☆
◎ ロードスカイブルー
〇 クリプトス
▲ グレイテストソング
本命◎ ロードスカイブルー
新馬戦は超ハイレベルだったジェットマグナム組で離された6着。芝は2戦で見切られてしまい、ダート替わりからの3戦はイマイチな競馬が続いたが、チークピーシーズを着用した前走で一変。スタートでは促しても進まず内で砂を被る後方からの競馬となったが、外を回して差してきた脚は素晴らしかった。3着には届かなかったが、2着ブルータスや3着ハクシンブライアンは未勝利にいる馬の中でも最上位クラスの馬たち。その相手に対して最後の脚は上回っていた。展開的には少し差し有利に恵まれてはいるが、5着以下とは一線を画す強い競馬だったことは確か。時計的にも未勝利としては上位レベルだった。今回は調教が過去1番に近いと考えており、勝ちを意識しているはず。相手は未勝利の中でも強い馬が揃っているためやや厳しい戦いにはなるだろうがその分オッズはつくはず。差しに向いてほしい。対抗は過小評価されそうなクリプトス。3番手は能力最上位で前走が超Hレベルの可能性があるグレイテストソング。
阪神11R フィリーズレビュー
自信度2 ★★☆☆☆
◎ ショウナンザナドゥ
〇 ウォーターエアリー
▲ モズナナスター
本命◎ ショウナンザナドゥ
今回はチューリップ賞同様にメンバーレベルは低め。能力的にはショウナンザナドゥがトップ。休み明けとなった前走クイーンCは体重を減らして凡走。牝系の字面通り早熟である可能性が高まった。しかし、今回のオッズを見る限り流石に人気が落ちすぎている印象もあり、素直にここから入ってもよいと考える。対抗はウォーターエアリー。ファンタジーSで5番人気に推されているように素質はこの中でも上位の馬だと考えている。個人的には新馬未勝利の上りがかなり優秀だと思っていて、重賞級の可能性もあるとみている。休み明けで調教的にもう少し負荷が必要な可能性もあるが、現状のオッズなら買い。今回距離延長組が多く前が忙しくなりそうに見えるがあまりテンのスピードが早い馬がいないため、普通に前有利になりそうなのはマイナス。3番手はモズナナスター。阪神JFは内先行不利な馬場で見直し可能。
中山11R 中山牝馬S
自信度4 ★★★★☆
◎ ホーエリート
〇 クリスマスパレード
▲ セキトバイースト
△ ジューンオレンジ
△ シランケド
△ ビヨンドザヴァレー
△ ミアネーロ
△ シンティレーション
本命◎ ホーエリート
牝馬限定中距離重賞はこれまでの戦績において牡馬混合レースで好走できたかどうかが重要。基本的に中距離(ここでは1800m以上とする)では牡馬が優勢であり、特に3勝クラス以上の上位クラスになるとその傾向は顕著になる。なので3勝クラスの牡馬混合戦で勝ち切った牝馬は重賞級の可能性が高い。昨年後半から今年にかけて例を挙げると、アルジーヌ、ヴェルミセルなどがいる。今回出走するメンバーではセキトバイースト、ホーエリート、シランケドが該当(※前走に限る)。その中で斤量が恵まれたと感じるのはホーエリート。紫苑Sや秋華賞では今回上位人気になるクリスマスパレード、ミアネーロに負けているが内容を見る限りそこまでの能力差は感じなかった、特に秋華賞は内の窮屈なところに入ってしまい全力で追えたとは言い難い競馬だった。休み明けの前走は2200mの距離で着差0.2をつける快勝。斤量55kgを背負ってのもので高く評価できる。1800mがベストではないだろうが、今回は各馬の意識は前に集まるはずで展開は向きそう。厩舎所属の戸崎騎手が調教に継続して乗っていることも買い材料の一つ。オッズ的にもここから入りたい。対抗クリスマスパレード、3番手セキトバイーストは本命に近い評価。超ハイペースで4着に残った金杯が強すぎるクリスマスパレードは流石にバレバレなのでいうことは少ない。セキトバイーストは内枠なら本命の可能性が高かっただけに外が痛すぎる。テンは速いのでできるだけロスなく前につけたいところ。