京成杯 予想

目次

結論

◎ ゲルチュタール
〇 タイセイリコルド
▲ マテンロウムーブ
△ コスモストーム
△ パーティハーン
△ パッションリッチ
△ キングノジョー

予想ポイント

①京成杯で過小評価されているファクターは?
②各馬の能力比較

①京成杯で過小評価されているファクターは?

この項での結論を先に述べてしまうと以下の通りです。

500kg超の大型馬を狙え!

理由はシンプルにこのファクターが京成杯において過小評価される傾向にあるからです。

冬の中山芝レースは人気通り決まらないことも多く、競馬歴が長い方も「なんでこんな人気薄の馬が来るんだろう…」と疑問に思うことがあるのではないでしょうか。

この時期は馬の能力が順当に発揮できないケースが比較的多く、負けるがはずがないと思われる馬がコロっと負けてしまうこともあります。

私はその理由は気温と馬場によるところが大きいのではないかと考えています。

中山芝コースは近年冬でも時計が出る馬場になることが多々ありますが、それでも陣営のコメントをよく見てみると、馬場について「タフ」という言葉が頻繁に出てきます。

そして、「冬馬」という言葉が広く知られているように、冬の寒い時期に好走が多い馬が存在します。古馬になって寒い時期を複数回経験している馬の馬柱を見ると、そのような特徴を持つ馬に出会えるでしょう。

冬馬の特徴としてわかりやすいのは

馬体重が重いこと(500kg超)

です。これもダートレースで特によく知られたことであり、以下のサイトなどでデータ検証もされているので気になる方はチェックしてみてください!

冬馬についてのデータを検証! | Pacalla(パカラ) Pacalla(パカラ)は「ファンと牧場をつなぐ」サービスです。 pacalla.com

私はこのシンプルな理論が近年の京成杯でも通用する、と考えています。

それは、京成杯の予想ファクターとして馬体重が重いという要素が軽視され続けているからです。

以下は過去10年の京成杯において、前走馬体重が500kg以上だった馬の成績です。赤字が3着以内に来た馬を示しています。

一番重要なことは、人気以上に走っている馬がほとんどだということです。人気よりも着順を落とした馬は7/27頭しかいません。

これら全頭の馬を均等買いした場合の回収率は

単回:43%
複回:90%

勝ち馬は去年のダノンデサイルのみですが、シンプルなファクターながらベタ買いでも複勝回収率は非常に優秀です。

これを9人気以内(二桁人気の大穴以外)に絞ると、複回値は135%に上昇します。(=過小評価)

過小評価されている理由は、3歳の早い時期の重賞ということで、それまでに記録したタイムやラップ、着差や血統などの要素に注目が集まりやすいため、一般的に使われている馬体重という要素への注目度が低いためだと考えています。

当然この時期の3歳馬は冬のレースをまだ冬のレースを経験しておらず、馬柱から冬馬だと推測するのは難しいでしょう。

見えている数字として馬体重と冬期の好走率の相関は強いことは明らかですが、それがまだオッズに反映されていない=過小評価となっていると考えられます。

この理論はおそらく今後の京成杯でも使えると思われるため、今年だけでなく来年以降も注目してみるとどこかでウマい馬券が取れるかもしれませんね!

②各馬の能力比較

これまで私の予想を見たことがある方はご存知かもしれませんが、私が予想で最も重要だと考えているのはこれまでに各馬が記録してきた走破タイム、ラップです。

去年行われた2歳戦の中で、私が個人的に高く評価しているのは葉牡丹賞です。

2歳コースレコード決着となったこの一戦は、全体時計だけでなくラップや各馬の内容も非常に優秀であり、特に上位3頭は素晴らしい走りを見せてくれました。

開催時期が異なり時計の出方が全く違うため単純比較はできませんが、数字でクロワデュノールが勝利したホープフルSと比較しても全く見劣りしません。

これまで競馬を見てきた経験からくる感覚的な要素が大きいのですが、勝ち馬

ヴィンセンシオは今年のダービー馬になる馬なのではないか

と考えているほどです。

よって、その馬に接戦だったゲルチュタールはこの世代トップクラスの馬だと考えており、このメンバーで1番人気にならないのであれば本命はこの馬でしょう。

①で述べた馬体重のデータにも該当する大型馬であり、調教を見る限り体調もこれまでで最もよい可能性が高いです。

よって、軸としてこの馬を信頼します。

各馬の短評(ピックアップ馬のみ)

8. ゲルチュタール

◎ 本命
上で書いた通り葉牡丹賞の走りは世代トップクラスだったと考えてます。実は新馬の個人的な指数が高く、中京芝2000mでの数字としてはかなり高く評価していた馬です。陣営コメントからも期待の高さが伺えます。前走は四角前から追うほど加速に時間がかかる馬であるため、調教で感触をつかんでいるはずの三浦騎手であれば早めの仕掛が期待でき、馬券圏内に入る確率は高いと予想します。

1. タイセイリコルド

〇 対抗
単純に能力評価で3番手の馬です。特に評価しているのは2戦目の競馬。馬場差を考えても全体時計と後半ラップは非常に優秀であり、勝ち馬エデルクローネは重賞を勝てる馬だと評価。その馬には差されてしまいましたが最後まで食らいついており、勝負根性もありそうです。現状の中山芝は内が残りやすい馬場だと考えており、先行脚質のこの馬に向くと思われます。

11. マテンロウムーブ

▲ 単穴
この馬も能力評価で2番手の馬。前走は2着馬と着差0ですがラップが非常に優秀です。内超有利だった中京芝コースで大外を回して差し切った競馬は時計以上に評価できます。当日の馬場を考えるとラストの脚は異色であり、今回のメンバーであれば頭もあり得ます。ただし調教過程に若干不安があり、初の右回りもマイナスのためやや厳しめの評価となりました。

最後に

最後までお読みいただきありがとうございます!
みなさんによってよい京成杯となりますように!

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おず

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