この記事では先週行われた競馬開催の中で
管理人が激選した1レースを深堀して回顧します!
今回選定したレースは
3/22(土)に行われた
阪神11R 若葉S(芝2000m)です!
メモ
先週雨の影響が少し残る良馬場
クッション値8.9
引き続きAコース使用
内回り3コーナーに部分的な傷みあり
内有利継続
前半5F 60.3(Mペース)
後半5F 58.7
皐月賞へのステップレース。若葉賞!!
このレースから次走皐月賞で馬券になったのは
2019年ヴェロックスまで遡ります。
コース形態が似ている阪神2000mで行われるため皐月賞につながりそうと考えられるのですが、本番では結果が出ていません。
皐月賞への間隔が短いこと、2着までに与えられる権利を取るために各陣営が本気に近い状態に仕上げて出走してくることなどが理由として考えられます。
ネガティブな話に逸れてしまいましたが、今年も皐月賞を目指して面白いメンバーが揃いました。
今年のレースで逃げたのはダイシンラー。
淡々とペースを刻み道中は2番手以下を少し離していました。
レース前から内前有利という印象からか単勝オッズ1倍台の人気を背負う
ジョバンニは大外から出して前につけます。
4角まで隊列そのまま各馬が仕掛けを開始。
コーナーを曲がったところで2番手につけていた
ローランドバローズが抜け出そうとするところに
ジョバンニが外から並びかけます。
ゴールまで2頭の脚は衰えることなく、
ジョバンニが最後に半馬身前に出て1着。
粘ったローランドバローズが2着。
4角でやや後方内で追い出しが遅れた
ミッキーゴールドがその後抜け出して3着。
道中後方外を追走。4角直線と外を回して差してきた
デルアヴァーは届かず4着。
5着以下はそこから0.7秒離されてのゴール、という結果でした。

では詳細な数字を見ていきましょう!
レースラップ
2021年~2024年までの4年間に行われた若葉Sの平均ラップと2025年のラップ比較は以下の通りです。
今年は前半ペースが例年より速くなっていますね。
ダイシンラーが作り出したペースにより、しっかりと各馬の底力が試される好レースになったと考えています。
今年はスピード×スタミナが試される
かなりハイレベルなレースだったと考えています。

レースレベル
今回は同日に行われた2勝クラス(芝2600m)との比較によりレースレベルを考えていきます。
以下は2勝クラス芝2600mの過去5年間のデータです。
※2021~2024年は淡路特別

過去4年は淡路特別として行われましたが、
今年は8Rの平場戦として行われました。
2勝クラス戦であることには変わりありませんが、若干例年よりメンバーレベルが低かった印象はあります。
時計面では去年と同等の後半ラップでありながら全体時計が2年前並であることから、去年よりは時計が速めの馬場だったと考えることができます。
続いて、若葉Sの過去5年間のデータを見ていきましょう!

2025年若葉Sの勝ち時計は過去5年の中で一番速いタイムです。
ちなみに2004年以降では2番目に速いタイムです。
(歴代1位は2020年のアドマイヤビルゴ)
数字で見ると素晴らしいですが、今年は高速馬場に近い水準だったことを考えると時計的な評価はそこまで考えない方がよいかもしれません。
それよりも注目すべきことは、
賞金的に皐月賞への出走が確定している
ジョバンニが出走してきたことだと思います。
調教的には明らかに叩きという感じはしませんでしたし、体重を減らして出てきたのも意外でしたが、今回はあくまで前哨戦。
若葉賞の勝ち馬がこのパターンで皐月賞に出てくることは近年ありませんでした。
新馬戦のラップやホープフルSの内容を考えてもこの馬はかなり強い可能性があると思います。
皐月賞での好走も期待できるのではないでしょうか。
今回は4着と5着の着差が0.7秒開いており、今回の後半ラップ推移を考えるとジョバンニを含めた上位4頭は強かったとみてよいでしょう。

ピックアップ馬
1着 ジョバンニ
小倉芝新馬戦のラスト2Fが重賞級であり、その後エリキング、クロワデュノールと世代トップクラスの馬と接戦を演じていることからも能力は間違いありません。後はどれだけ状態を上げて皐月賞に出てくるかが焦点になるでしょう。皐月賞において非常に重要な東京芝1800, 2000mのレース経験がないため、その点が人気にどう影響するかが気になっています。血統的にはタフな競馬がベストだと考えており、今年の弥生賞組と好走レンジが被るのではないかなと想像しています。
2着 ローランドバローズ
個人的には前走つばき賞のレベルをかなり疑っていた(ラスト1Fの大失速)ため、今回の内容には驚きました。血統的には芝でも走れる馬であるため、芝で好走したことは驚きませんが、これだけのスピード戦に対応できるのは素晴らしいと思います。(逆にスローからの瞬発力戦だと全くダメの可能性もあります)今回はポジションに恵まれたことが大きいため、3, 4着との能力差は小さいと思いますが、1:59.0(皐月賞出走予定馬でNo.2)の持ち時計で皐月賞に出てくるならば好走に期待できると思います。
3着 ミッキーゴールド
まずこの馬は新馬戦の相手・ラップが優秀でした。個人的にはその後の中京芝2000mでの2戦が重賞級(1勝Cは後半ラップ、若駒Sは仕掛けどころと通ったコース)だと考えており、今回も期待していました。しかし、序盤でポジションがとれず、上位2頭より仕掛けが遅れたことで最後に届きませんでした。調教的にはメイチに近い状態だったと思われ、今回全力で権利を取りに来たのではないでしょうか。ジュタの敗戦で少し評価が落ちていると思いますが能力は重賞級だと考えているため今後も期待したいです。
4着 デルアヴァー
この馬の能力は全く疑っていないのですが、新馬戦以来ベストな競馬ができていないのがもどかしいです。馬のタイプ的にしょうがないですが… 東スポ杯2歳Sは不利のあったラスト1F以外のラップはクロワデュノール以上(ただしこの時のクロワデュノールは叩きで状態ベストではない可能性大)。能力的には世代トップにも劣らないものがあると思っています。今回の結果も外を通り位置取りが4角でやや後ろになってしまったことが上位との差であり能力的に大きな差があるとは思いませんでした。引き続き注目していきたいと思います。
9着 タイセイリコルド
今回はこれまでと異なり前に着けることができませんでした。その時点でおそらく状態的にベストではなかったと考えられます。現時点で明確な敗因がわかっていませんが同様に大敗した前々走の京成杯は前半ペースが異常に速かったことが原因で度外視でOK。エデルクローネ戦、未勝利勝ち、あすなろ賞は前に行って強い競馬ができており重賞でも通用する下地はあるでしょう。能力は重賞級に近いと考えており今後も要注目ですが、坂が苦手という可能性も捨てきれていないのでその点には注意したいと思います。
レース後コメント
レース後コメントへのリンクは以下の通りです!
松山騎手のコメントはアツいですね!
ジョバンニは皐月賞でも期待大!
クロワデュノールとの再戦が楽しみです(^^)