2025年 エリザベス女王杯 予想 他

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目次

東京2R 2歳未勝利

自信度4 ★★★★☆

◎ ミナヅキ

東京5R 2歳新馬

自信度4 ★★★★☆

◎ マテンロウネイビー

福島9R 福島2歳S

自信度3 ★★★☆☆

◎ エンヴィーミー
〇 タマモイカロス

京都9R 黄菊賞

自信度4 ★★★★☆

◎ ノチェセラーダ
〇 キッコベッロ
▲ アーレムアレス
△ サントルドパリ
△ サンダーストラック

京都10R 天橋立S

自信度4 ★★★★☆

◎ テスティモーネ

福島11R 福島民友C

自信度3 ★★★☆☆

◎ レアンダー
〇 アクションプラン
△ モズミギカタアガリ
△ マーブルロック
△ サンライズアリオン
△ ダンテバローズ 

京都11R エリザベス女王杯

自信度4 ★★★★☆

◎ ライラック
〇 ステレンボッシュ
▲ サフィラ

本命◎ ライラック
アイルランドTの予想記事でふれた通り、現状の古馬牝馬路線のトップクラスはアルジーヌが物差しになる。なので、今回もアルジーヌに勝った馬・接戦だった馬は評価必須。ただし、アルジーヌは1800m以下が主戦場の馬であることには注意が必要。そして、エリザベス女王杯というレースは

“異質なG1レースである”

ことを頭に入れておくべき。牝馬限定の重賞は数多くあるが、2200m以上の重賞はエリザベス女王杯と世代限定のオークスのみ。

『馬は走る距離を知らない』

とはよく言ったもので、馬は基本的にいつでも全力で走ろうとする。それを人間がコントロールすることで全力を出すタイミングや走り切る距離を覚えさせる。特に牝馬が長距離を走ることは稀であるため、エリザベス女王杯を走り切る上でも長距離を走った経験は非常に重要となる。

実際に、過去15年のエリザベス女王杯において、エリザベス女王杯以前に2200m以上のレースを経験していない馬で馬券圏内に来た馬は45頭中以下の4頭(=8.9%)しかいない。

ブレイディヴェーグ
クロコスミア
タッチングスピーチ
アヴェンチュラ

何が言いたいかというと、

エリザベス女王杯では
長距離を走った経験が
大きなアドバンテージとなる

ということ。たとえそれが着順的に大敗だったとしても。この考え方は毎年考慮されにくく、人気にあまり反映されない要素だと考えており、今年も重視する。

今回の出走馬で2200m以上の距離を経験していない馬は以下の通り。

カナテープ
ボンドガール
セキトバイースト
ココナッツブラウン

この中でもココナッツブラウンはおそらく3番人気以内に支持されるであろう馬。能力的に牡馬混合のG2で連対していること、アルジーヌを追い詰めている実績から強いことは間違いないし、後ろから行く脚質からも距離延長は気にならないというのは理解できるが軸に推すのは厳しい。折り合い面が簡単な馬ではないことが無視されているように感じる。最後まで仕掛けを待つことができるかは未知数という点を頭に入れておく必要あり。

今回のメンバーでは能力面でいえばレガレイラが抜けていることは明らか。ただしこの馬に関してはDanzigが大きく出ている可能性があり、軸として信頼するのであれば頭で買ってしまう方が良いタイプかなと考える。今回は仕上げ万全で陣営が非常にポジティブなので1倍台後半~2倍台前半の単勝オッズになると想定しているが、人気通り(50/50)の好走率がある場面かというと微妙な気がしている。

続いて3歳勢の評価について。

これまでの予想で何度か述べているが、現三歳世代中距離路線は正直低レベルだと考えている。秋華賞はマイルで強いエンブロイダリー(桜花賞1着)とエリカエクスプレス(桜花賞5着)がそのまま前で残ったレース。この組で買いたいのは一番強い競馬をしたパラディレーヌのみ。ただし、レガレイラを2kgの斤量分で逆転できるほどかと考えると大いに疑問。それはオークス5着のリンクスティップも同様だろう。確かにしがらきでの仕上げ万全で上位騎手が乗る今回は人気して当然だが、現状は明らかに過剰。ケリフレッドアスクを弱い馬だとは思っていないが、上積みを感じない外枠の今回は買う気にはならない。

ここまでごちゃごちゃと書いてきて、
何が言いたいかというと、

今年は荒れる余地があるのではないか?

ということ。実際に牡馬混合の中距離重賞で馬券圏内に入った経験のある馬は、

ステレンボッシュ
レガレイラ
ヴェルミセル
フェアエールング
ココナッツブラウン

のみであり、G2以上だとステレンボッシュ、レガレイラ、ココナッツブラウン、ヴェルミセル。毎年同じかもしれないが決してレベルの高いメンバーとは言えないだろう。順当決着とみるならレガレイラ、ココナッツブラウンの2頭で勝負しても面白いが、個人的に牝馬限定重賞は下位人気馬の期待値が大きくなる傾向がある思っている。

よって、
確率は下がっても魅力ある穴馬の激走
に賭けても良い場面かなと考える。

本命はライラック
冒頭で述べた現古馬牝馬路線トップクラスとの比較でも確実に上位に位置する馬。エリザベス女王杯は2年連続上り1位、3年前は上り2位の脚を使っており、この距離で最後に伸びてくることは証明済み。個人的に今回最も買いたいと思ったのは前走の内容。前走はスローの上り勝負を大外から差してきておりかなり強いのだが、特筆すべきは上り5Fと3F。まず5Fのレースラップは56.8。この数字は歴代の東京芝1800mのレースで第二位にあたる数字。そしてライラックの上り3F 32.3は驚異的な数字。この条件で32秒台が出ることは珍しくないが32秒台前半は希少。そして自身の上り3F自己ベストを大きく更新したことが素晴らしい。明らかにここ2走は過去とは全く違う状態であり、ここにきて完成した感がある。6歳という年齢だけで馬券対象から外す人が多いであろう今回は過小評価されやすいことも高評価。陣営のコメントから状態は過去比較で相当良く、前走を叩いて状態が上がっていることも間違いないだろう。1週前に速い時計を出せていることが何よりの根拠。今回は完全にテン乗りとなるが、それに賭けるだけの価値はあると考える。あとは展開とトラックバイアス。願わくば前の各馬が道中で消耗する展開かつ外が伸びる馬場になってほしい(おそらく外伸び馬場である可能性は高め)。そうなれば頭も十分に考えられる。

オズの法則 軸馬!

今日のオズの法則 軸馬は

東京2R ◎ミナヅキ

です!

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【ザ・ロイヤルファミリー】

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