2025年 マイルCS 予想 他

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目次

(★★★★☆) 京都11R マイルCS

自信度4 ★★★★☆

◎ レーベンスティール
〇 ソウルラッシュ
▲ ジャンタルマンタル
☆ アスコリピチェーノ
△ ガイアフォース
△ ドックランズ

本命◎ レーベンスティール

まずはじめに。

今年のマイルCSは去年以上のメンバーが揃ったと考えている。去年の出走メンバーでマイルG1を勝った経験があったのは

ナミュール
セリフォス
チャリン

であり、セリフォスとナミュールは5歳後半でピークは過ぎた状態での出走だったことを加味すると正直レベルは低かったのではないだろうか(マイルを走った経験のないブレイディヴェーグが1番人気)。

それに対して今年は

ジャンタルマンタル
アスコリピチェーノ
ソウルラッシュ
ドックランズ

と、頭数は去年とほとんど変わらないが、アスコリピチェーノとジャンタルマンタルは4歳馬でまさしく今が旬、ソウルラッシュは7歳だが今年G1を勝っており衰えた印象はないだろう。前哨戦とはいえこれらの馬を負かしたガイアフォースも万全の状態で出てくる。

よって、
今年はマイラーのレベルがかなり高い
とみてよいだろう。

しかし、マイル限定で考えるのではなく日本競馬全体でみると、やはり今の日本競馬の最高峰は2000m~2400mであることを認識しておく必要がある。

日本のG1の賞金ランキングは以下の通り。

1位 5億円 ジャパンカップ
1位 5億円 有馬記念
3位 3億円 大阪杯
3位 3億円 天皇賞(秋)
3位 3億円 宝塚記念
6位 1.8億円 安田記念
6位 1.8億円 マイルCS

近年は最初から種牡馬の距離適性を重視してダートや短距離などの主流からは外れたところを目標にすることも増えてきたが、やはり陣営として目指すのはクラシック路線、その後の古馬三冠路線だろう(特に牡馬は)。

あまり今は触れられないが、ジャンタルマンタルもガイアフォースもソウルラッシュも新馬戦は1800m以上の距離を使われている。ジャンタルマンタルは皐月賞でも好走しているので少し毛色が違うかもしれないが、陣営が王道の距離では厳しいと考えて、マイルに特化した路線に“切り替えた”という背景があることは頭に入れて置いて損はないだろう。ちなみにアスコリピチェーノに関しては、短距離適性の高いダイワメジャー産駒のため、はじめからオークスを使うことは頭になかったと思うが、チェルヴィニアやステレンボッシュとの使い分けで秋華賞は使わなかったと考えており、扱いは同じかなと思っている。

これはマイルCSで中距離路線の馬が過去好走してきたこととも大きな関係があると考えている。勿論気性面で問題があって距離短縮する場合もあるが、明らかに中距離路線よりレベルの下がるG1で勝負するという打算的な考えの元使っている面もあるはず。

そこで今回の本命は
中距離路線から矛先を変えてきた
レーベンスティール

この馬は順調であればクラシック路線でも上位に来れたはずの超素質馬。この世代の牡馬は3歳時点では正直あまりレベルが高いとは言えなかったが、逆に古馬になって伸びる余地があると考えていた。期待通りベラジオオペラやタスティエーラ、そしてレーベンスティールは古馬になって活躍している。

レーベンスティールは気性面に問題があり、2000m以上ではG1レベルで結果を残せていない。ルメール騎手でも折り合いに苦労するレベル。その気性の激しさを生かせるのは陣営と同じくマイルだと考えている。

この馬が凡走したレースは漏れなくスロー。特に内で我慢を強いられると走る気を損なってしまうように見える。AJCCのレース後コメントでルメール騎手は距離適性が短距離にシフトしていると示唆しており、おそらく現状は早いペースを追走できる1600~1800mがベストなのではないかと推測する。

前走の毎日王冠は前半3Fが34.8、レーベンスティール自身も前で35秒台前半で走っており過去一番速い追走スピードが求められた一戦だった。2F目以降は全て11秒台以下のラップを刻み続けることが求められたレースであり、今回のマイル戦に向けて非常に良い前哨戦だったと考えている。全体時計や上りの数字からもかなりのハイレベル戦であったことは間違いない。

ジャンタルマンタル、ガイアフォース、ソウルラッシュと対戦経験がないことも馬券的にはGood。未知の場合はオッズが非常に重要となるが、現状は4強が抜けた人気を形成していてレーベンスティールは離された5番人気。これなら勝負できる。

レーン騎手はルメール騎手以上の格がある騎手だと考えている。データを破壊し歴史を刻んだダービーのタスティエーラ以外にも彼の腕で勝ったと言えるレースは数多くある。テン乗りでもレーベンスティールを扱える可能性に賭けたい場面。

相手はマイルのトップクラス馬を順当に。特に期待したいのはアスコリピチェーノ。おそらくジャンタルマンタルとの対戦成績で過小に評価(当時は大きな不利有)されるだろうがこの馬も現日本のマイル路線ではトップクラスの馬。状態も抜群なので期待したい。レーベンスティールが走ってくれた時に残り二席の内、一席空いてくれたらラッキーの気持ち。

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(★★★☆☆) 東京4R 2歳新馬

自信度3 ★★★☆☆

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◎ グラフィティアート

本命◎ グラフィティアート
前走舞子特別を高く評価。当時は時計の出ない特殊な馬場だったが、翌日に行われたしらさぎS(GⅢ)との比較で考えると時計面は非常に優秀。相手も優秀で、上位陣は2勝クラス最上位。勝ち馬ハワイアンティアレは3勝クラスでも勝負になっておりいずれ勝ち上がるだろう。この馬は外からじりじりと伸びてはいたがキレる脚が使えず5着。戦績通り京都がベターで今の差しが決まる馬場はベストに近いだろう。ハンデ戦で人気が分散するというのもGood。

(★★★★☆) 京都10R LトレーナーC

自信度4 ★★★★☆

◎ フェルヴェンテ
△ プロミシングスター

本命◎ フェルヴェンテ
能力的には上位の一角だが今回人気を落としそうなので。これまでのレース内容や戦ってきた相手、持ち時計を考えると3勝クラスを突破できる能力は間違いなくある。前走は前半で位置を落とす不利があり、直線でも進路がなく消化不良の一戦。成績的にも寒い時期の方が良いタイプなので今回体重を戻してくれば巻き返しが期待できる。鞍上や調教の面でも人気が落ちる今回狙いたい。

(★★★☆☆) 東京11R 霜月S

自信度3 ★★★☆☆

◎ コンクイスタ
〇 ウェイワードアクト
▲ レディントン

本命◎ コンクイスタ
能力最上位。前走の東海Sを非常に高く評価。このレースは時計・出走メンバーのレベルが非常に高く、直近のダート短距離レースの中では最もハイレベルだった。上位陣はその後好走例多数(インユアパレス、ビダーヤ、オメガギネス)。コンクイスタ自身は外枠から中段につけたが、内に入れることはなく外を追走。直線ではかなり外を回し、ロスが大きな競馬になってしまったが最後まで伸びて6着という結果は高く評価できる。それ以前も評価できるレース多数。現在の東京ダートであれば時計勝負になる可能性低いためその点もプラス材料。調教的にも万全と言ってよく、久しぶりでもいきなり走れるとみて本命。

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今日の【オズの法則】 軸馬は

京都9R ◎グラフィティアート

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