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おずの競馬ログ 2025 本命馬成績
2025/1/1～2025/12/20
※【オズの法則】軸馬！
は基本的に自信度3～5の本命馬から選んでいます。
各レース◎をつけた馬の成績です。
(★★★★★) 阪神11R 朝日杯FS
自信度5 ★★★★★
今年の朝日杯は上位5頭が抜けている。
アドマイヤクワッズ
リアライズシリウス
カヴァレリッツォ
エコロアルバ
ダイヤモンドノット
これら5頭は2歳の早期段階で歴代の名馬が記録してきた数字と同等レベルの値を叩き出しており、能力的にはG1級の可能性が高い。おそらく今年のレースレベルは非常に高くなると予想。
【オズの法則】数字で見る2025年朝日杯FS！ | おずの競馬ログ ————————————————————————————————————————————————————————————— ozzlog.com
勝ち馬は高確率でこの中から出るだろう。
ただし、現状の想定オッズやレース前の雰囲気から5強（ダイヤモンドノット以外の4強）とみられているのは明らかであり、おそらく多くの人が5頭の中から印を打ち、それ以外の馬は能力以上に軽視される可能性が高いことは頭に入れておく必要がある。
実際、当日早朝時点での馬連のオッズを確認すると、上位5頭のBOX10点の合成オッズは1.1倍。そして、上位5頭の3連複BOX10点の合成オッズは1.7倍。明らかに上位5頭に人気が集中している。
このようなレース（G1レースで多くみられる）では、本命視されている馬（今回で言うと5強）の好走率が非常に高い割に、的中した際の還元率は低くなる。
この場合大切となる（長期目線で100%を越えるための）基本的な考え方は、以下の2通り。
①的中確率が高い馬券に絞り、
自己資金の内基準より多めの金額をベットする
②的中確率が非常に低いが、穴に振り切って
期待値が大きい範囲を少額で買う
①、②どちらも正確な馬の能力の見極めが重要となる。
では、5強の中で強いのはどの馬なのか。
現状オッズ通りの考え方になってしまいあまり面白味はないのだが、今年のデイリー杯2歳Sは非常にレベルが高く、上位2頭（アドマイヤクワッズ、カヴァレリッツォ）はさらに抜けている可能性が高いと考える。
全体時計1:33.1は京都芝2歳戦ではミッキーアイルの未勝利戦に次ぐ時計であり、同開催の他のマイル戦と比較して非常に優秀な時計・ラップを記録。上位2頭が3着以下を1.1秒離した事実からもこのレースはG1級だったとはっきり言える。
普通なら勝ち馬アドマイヤクワッズを重視するのだが、個人的にはカヴァレリッツォの方が強い可能性が高いかなと考えている。
このレースでポイントとなるのは前半ペース。
レースの前半3Fは34.5で非常に速く、ハイペースといってよい。そんなペースの中、カヴァレリッツォはスタート後に一旦下げてから少し促して上がっていき、途中でかなり脚を使っていることは見逃せない。おそらく10秒台の脚を途中で使っており消耗は見た目以上に激しかったはず。
それでいて後から差されかけたアドマイヤクワッズを差し返そうとしたところがゴール。勝ち馬はかなり上手く乗っており、能力で負けたようには見えなかった。
新馬、デイリー杯2歳Sの競馬を見る限り、粗削りで能力を出し切っている様子はなく、まだ奥がありそうだなと思っていたが、今回の調教過程を見ると前走より上がっている可能性は高い。
今回はG1で注目度が非常に高く、前走の競馬を詳しく分析すればアドマイヤクワッズより強い可能性があることに気付く人は多いはずなのでおそらくアドマイヤクワッズとのオッズ差は開かないだろう点は少し気になる。
前走は地味に内が荒れた馬場であり、馬場の悪いところを回し続けた不利がありながらあれだけの走りをしている＋新馬で坂のある中京で素晴らしいラスト1Fを記録していることから、雨で荒れた馬場にも対応できる能力があると考える。
ここで勝ち負けしてクラシック路線でも活躍してほしい馬。
もう一頭、穴として買いたい馬はタガノアラリア。
戦績から軽視されるだろうが、ここ3走の競馬を見ていれば能力がある馬であることは疑いようがない。
函館2歳Sはスローペースを誰も追いかけない競馬だったので届かなくて当たり前。ラスト1Fは上位3頭より速い脚を使えておりここを勝ってもおかしくなかった。
前々走の東京芝は完全にキレ負け。瞬発力に優れた牝馬に差されただけであり、能力負けとは言えない。この馬自身も上り3F 33.3で走れており、むしろ高評価すべきレース。
そして前走の秋明菊賞は重賞級の強さ。全体時計は2歳同条件でも上位の数字であり、残り1Fだけで2着馬を0.5秒突き放した競馬は非常に強い。3着ファニーバニーとの着差を考えると5強の一角ダイヤモンドノットと同等と評価できる。まだ余力が大いにあったことを考えてもマイルでも通用する下地はあるだろう。
今回の調教過程からここで更に上げてくる可能性もあり、外国人騎手への乗り替わりで全力を出せる環境は整っている。
後は能力的に過小評価されすぎているストームサンダーは買っておきたい。
確率は低いだろうが馬券圏内に来てくれたらラッキーの気持ちで②の馬券も抑える。
◎ カヴァレリッツォ
△ タガノアラリア
△ ストームサンダー
(★★☆☆☆) 中山3R 2歳未勝利
自信度2 ★★☆☆☆
◎ リーピングサイン
〇 ジュナベーラ
▲ バンオンタイム
(★★★☆☆) 中京1R 2歳未勝利
自信度3 ★★★☆☆
◎ ナウオアネヴァー
(★★★☆☆) 阪神5R 2歳新馬
自信度3 ★★★☆☆
◎ ミーサーク
(★★★☆☆) 阪神3R 2歳未勝利
自信度3 ★★★☆☆
◎ ゲフィオン
本命◎ ゲフィオン
牡馬が相手だった新馬戦はハイレベル戦の可能性が高い。数字的には後半が非常に優秀なレースだった。この馬は後方から外を回す競馬を選択したが、早めに仕掛けたことで最後に止まってしまったという競馬だった。鞍上のアクション的に最後は前に届かない＋手ごたえが悪いことからほとんど追っておらず、次に向けての余力は大きいなと見ていた。元々新馬前の調教はそれほど動いておらず、辻野厩舎らしく晩成タイプだろうなと考えており、新馬向きでない血統でもありながら3着という結果は高く評価できる。今回も調教ではあまり動けていないが、血統的には新馬戦後が狙い目。アンドヴァラナウト等の下にあたる血統だが、兄弟はほとんどが未勝利で勝ち上がっている。素質的にはいつ勝ち上がるかという馬なので、勝つまではしっかりと狙っていきたいところ。
(★★★★☆) 阪神10R ベテルギウスS
自信度4 ★★★★☆
◎ ハピ
本命◎ ハピ
能力最上位で59kgでも少し抜けているとみて前走に続き本命。古馬勢では最上位の馬。暑い時期は若干安定感を欠くが、それ以外はどんなコース、馬場状態、相手関係でも堅実に走れる（内容は一番強いといえる競馬ばかり）素晴らしい馬。今回の陣営コメント通りチャンピオンズCに出れていたら買いたかったレベル。特に高く評価しているのは前走太秦Sの競馬。この時は速めの時計が出る馬場だったので全体時計の評価はそれほどだが、58kgを背負って上り3F 35.6での圧勝はG1級。2025年の京都ダート1800m以上のレースの勝ち馬の上り3Fでは第三位にあたる数字。上位2頭はテーオーグランビルとアウトレンジだが、2頭が走ったレース当時の馬場状態は不良に近い重馬場でかなり時計の出る馬場だったことを考えればハピの数字は異常。実際に同日のダートレースの中では1頭だけ飛び抜けている（短距離戦含む）。3歳時のチャンピオンズCでは古馬になってよくなるというコメントがあったが、ここにきて本格化した可能性が高い（前走＋18kg）。チャンピオンズC除外の影響で少し状態が落ちてしまった可能性があるので自信度は下げたが、能力的には信頼。ここでも勝ち切ってG1に再挑戦してほしい馬。
(★★★★☆) 中京9R 寒椿賞
自信度4 ★★★★☆
◎ マジッククッキー
▲ ヘリテージブルーム
△ マイケルバローズ
△ カタリテ
△ ゲームカレンダー
本命◎ マジッククッキー
能力最上位。前走のオキザリス賞は同条件の2歳歴代No.1の走りをしたサトノボヤージュに負けただけこの馬も非常に強い。中団で砂を被って脚をため、直線では前に届かない位置取りから差してきて2着に上がっている。ラスト2Fの脚はサトノボヤージュと同等であり、最後の1Fでは勝ち馬を上回っていたことは見逃せない（サトノボヤージュは最後流していたが）。元々未勝利勝ちのラスト2Fは異常な数字を記録しており、ダートではまだ底を見せていない。馬格があって前走で体重を大きく増やしているようにまだまだ上積があると感じていた通り、今回は陣営もしっかり攻めた調教ができているのも高評価。今回は外枠からのスタートでスムーズに位置を取れるはず。前走の競馬を見る限りスピードが活きる馬場を得意とするタイプに見えたので今の軽い中京ダートは合うだろう。鮫島騎手のテン乗りとなるがここで相手になる馬は展開が向いての数頭しかいないとみており、少しでも舐められた人気になるのであれば大本命として買いたい。
オズの法則 軸馬！
今日の【オズの法則】 軸馬は
阪神3R ◎ゲフィオン
中京9R ◎マジッククッキー
阪神10R ◎ハピ
阪神11R ◎カヴァレリッツォ
です！
