2024年2月24日(土)予想

目次

阪神5R 3歳未勝利

自信度3 ★★★☆☆

◎ ヘザルフェン

本命◎ ヘザルフェン
能力はこのメンバーで抜けて最上位。ただし、ここまで6戦しており、その割に勝てていない馬であることは頭に入れておく必要がある。この馬で注目すべきは横山典騎手が新馬戦から乗り続けていること。調教でも度々跨っており、昆厩舎の馬であることからも何かこだわるだけの素質を持っていることは間違いないだろう。実際に、2戦目、3戦目の競馬は勝ち馬と同等以上の内容で走れており、未勝利にとどまる馬ではないことは明らか。適性が読みづらい戦績だが、これまでのレース内容や血統面から瞬発力に秀でたタイプではなく、安定して持続的な脚を使えるタイプであり、距離は2000m程度が合っていそう。前走は調教から早い時計を出し、マイルで前に着けようという意識が強くみられ、早いスピードを経験させるための一戦だったと推測している。今回は再び横山典騎手が調教に跨り、時計は遅いがCWで長めの距離を走れているのは好感がもてる。おそらくここでの勝ち上がりを強く意識しているだろう。陣営の勝負気配を信じて勝ち負けと予想する。

阪神9R すみれS

自信度3 ★★★☆☆

◎ ヴィレム
〇 メリオーレム
▲ カーメルタザイト
△ ジンセイ
△ ホウオウプロサンゲ
△ ショウナンハウル
△ ミカエルパシャ

本命◎ ヴィレム
能力はこのメンバーでも上位ながらおそらく人気にはならないとみて敢えて本命に推す。この馬において大きく評価できるのは2戦目の競馬。勝ち時計2:00.4という数字は阪神芝2000mの2歳新馬・未勝利戦では1位の数字。エリカ賞も同日に行われているのだが、メリオーレムの勝ち時計は2:00.3であり、これだけでレベルの高さがわかる。前半5Fと後半5Fがほぼ1秒くらい違うのでラップ的にはほぼ同レベルとみてよいと考えている。実際に、ヴィレムが勝った未勝利戦の2, 3着馬は次走で着差をつけて勝利しており、それを裏付ける結果となっている。ヴィレムはこの時、前半早めのペースを前受けしているため、ラスト1Fが12.3と減速するラップになったのだが、ゴール後の脚を見る限り距離が延びるのは問題ないだろう。阪神芝2200mというコースは外国人騎手が得意なコースとしても知られ、調教にも乗っているルメートル騎手に乗り替わりとなるのはプラス材料と捉えられる。陣営の期待も高く、個人的には同厩舎のファーヴェントより出世してもおかしくないと考えている。相手は順当に1勝クラスで強い競馬を見せたメリオーレム、カーメルタザイトが筆頭。

中山9R 水仙賞

自信度4 ★★★★☆

◎ ターコイズフリンジ

本命◎ ターコイズフリンジ
7頭立てと小頭数のレースになり、オッズが少し割れ気味になっているが、新馬戦の指数はこの馬とクリスマスパレードが抜けている。中山芝2000m 2歳新馬戦の全体時計ランキングの1位がクリスマスパレード、2位がターコイズフリンジが勝ったレースであり、2頭とも勝ち方や相手関係まで素晴らしいものだった。どちらのレースも時計の出る開催であったが、それを加味しても強い内容だったと言える。ターコイズフリンジは道中内に入れて馬群の中での競馬となり、大型馬の初戦ということもあってキレ負けするかなというところで、直線では上り3F 34.9の脚を使って差し切った。一見遅い数字に見えるのだが、この日は上りが出にくい日であり、歴代の2歳戦の数字と比較しても34.9という数字は高く評価できる。父ブラックタイドという字面は一見地味に見えるが、父系にウインドインハーヘアを持ち、牝系はスピードとスタミナをバランスよく兼ね備えた良血馬で、クラシックで活躍しても何もおかしくない血統構成をしていることも評価できる。調教はよく動く馬だが、今回の最終追切の数字は素晴らしく、田中博康厩舎の勝負仕上げであることは間違いない。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次