2024年5月19日(日)予想

目次

東京5R 3歳1勝クラス

自信度4 ★★★★☆

◎ レガーロデルシエロ
〇 トラジェクトワール
△ ドリーミングアップ
△ スーパーバイザー
△ ジャグアール
△ パシフィックハイ

本命◎ レガーロデルシエロ
新馬、未勝利戦のパフォーマンスが素晴らしく、この世代の中でも高めに評価している馬の一頭。そして前走の内容がかなり高く評価できるものだった。当時の中山芝は時計のかかる馬場であり、内がかなり有利な状態。勝ち馬のユキノロイヤルは先行して内を進んで粘っており、レガーロデルシエロは外を回って差してきたが2着と届かなかった。この時のラスト2Fは11.6 – 11.6でこの日行われた芝レースの中では最もハイレベル。このラップを差してきたレガーロデルシエロは非常に強い競馬だったと言える。血統的には短距離向きで1600mというのは現状ベストの距離だろう。今回は調教が抜群でここを勝ちに来たという仕上げ。ルメール騎手が継続騎乗となるため当然1番人気になるだろうが、それでも強く買える馬だと判断した。今回のメンバーでレガーロデルシエロに勝てる可能性があるのはトラジェクトワールだけだと考えている。未勝利勝ちの後半ラップは超優秀。王道から外れたモーリス産駒のため、派手なパフォーマンスをした以降は軽視していたが、今回は調教抜群でほぼベスト条件の東京芝でのレース。そして何よりもこの馬には外枠が大きなプラスとなり得るだろう。本来持っている力を出せればレガーロデルシエロを差し切っても何ら不思議ではない。

京都10R パールS

自信度3 ★★★☆☆

◎ ラスマドレス

本命◎ ラスマドレス
新馬戦の数字だけで重賞級の馬だろうと個人的に思っている馬。小倉芝1800mの新馬戦で、この馬が勝利した際の後半2Fのラップは11.6 – 11.5。小倉芝1800m新馬戦において、ラスト2Fの加速ラップで勝利できる馬は重賞級である可能性が非常に高いと考えている。ラスマドレスは2歳~4歳前半にかけて長期離脱があって活躍できずにいたが、4歳の後半から一気に素質を開花させた。阪神芝2000mでの1勝クラス勝ちは後半ラップが素晴らしく、5Fの数字はスワーヴリチャードやオルフェーヴルに匹敵するほど。連勝となった京都芝2000mでも素晴らしい数字を記録して勝利しており、右回り中距離戦では確実に重賞級の力がある。この馬にとっての好走のカギはペースと枠だと考えており、ゆっくり追走できるペースかつ外枠で他の馬にかぶされない条件が揃った際は重賞級の力を発揮できるのではないかとみている。今回は外目の枠となり、この馬の特徴をよく把握している北村騎手に戻るのは大きなプラス材料。調教も抜群でここは好勝負を期待する。

東京11R オークス

自信度4 ★★★★☆

◎ チェルヴィニア
〇 サフィラ
▲ ステレンボッシュ
△ ライトバック
△ クイーンズウォーク
△ ミアネーロ
△ ホーエリート
△ コガネノソラ
△ ランスオブクイーン

本命◎ チェルヴィニア
現3歳牝馬で素質No.1と考えているのはチェルヴィニア(牡馬クラシック路線を選んだ馬を除いて)。その評価は未勝利戦を勝った時から変わっていない。未勝利戦のパフォーマンスは2歳新潟戦のラップとしてはリバティアイランド以上、過去No.1と評価している。その後のアルテミスSも後半ラップは過去一番のレベルと考えており、今回のオークス出走馬で勝つ確率が最も高いのは冗談抜きでこの馬だろう。ハービンジャー牝駒は扱う難易度が高く、Danzigの影響もあってか連続して勝つ馬が少ないのが特徴なため、条件的にもマッチしない桜花賞での大敗は度外視してよいだろう。今回の調教過程を見る限り大きく変わった様子はないが、そもそもハービンジャー産駒はレースに行ってよい意味で変わる馬が多いためファクターとして調教の重要度は低いと考えている。もちろん調子が戻らず大敗のリスクもあるが、順調なら1倍台になるほどの馬だと個人的に思っているため、ここで狙う。対抗はサフィラ。2歳G1で1番人気に評価されたほどの素質馬であり、個人的には未勝利勝ちのパフォーマンスがリスグラシュー級であると一貫して高く評価している馬。新馬戦やクイーンカップの競馬を見る限り、内枠が明らかに苦手な馬であり、姉のサリエラも似た特徴を持っているため、今回外枠に入ったことは大きなプラス。本来の体調に戻って距離延長となる今回は強く買える。3番手はステレンボッシュ。1番人気だが世間評価的に少し舐められている印象があるので本命としてもよいと考えたほど。ここまでのパフォーマンスは歴代の名牝と比較しても何ら劣ってはおらず、抜けた馬と評価されるのは妥当だろう。新馬の時からオークス向きだと考えていたため距離も問題ないはず。今回は3頭を中心に評価しているため△印の馬はあくまで抑え。その中で面白いのはフラワーカップ組だろう。今年のオークス前哨戦の中で最もハイレベルだったのはこのレースだと考えている。内有利の中、外を回して2着にきたホーエリートは穴として面白い存在。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次