2024年10月5日(土)予想

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目次

京都2R 2歳未勝利

自信度2 ★★☆☆☆

◎ カガセブンスター
〇 シュラザック

本命◎ カガセブンスター
新馬、未勝利と2戦連続で強い相手がいたため大きな着差で負けているが内容は見どころあり。2戦とも内目の枠からスタートし、インを追走する中で砂を嫌がるようなそぶりをみせて折り合いを欠いていた。それでも直線を向いてからはしっかりと脚が使えており、時計面もこの時期の2歳馬にしてはそこそこ優秀。特に前走は勝ち馬が抜けて強かったが2-4着は接戦。その中で先行して目標にされる形でも粘った競馬は評価できる。相手の1頭もすでに勝ち上がっており、弱い相手ではなかったはず。今回は中枠となり新たな一面が見える可能性が高いが、相手関係や鞍上との関係性を考えると大きなプラス要素。調教から続けて乗っている中井騎手の騎乗にも期待。相手筆頭は調教で抜群に動いているシュラザック。血統は完全にダート向き。

京都3R 2歳未勝利

自信度3 ★★★☆☆

◎ セイキュート
〇 ミュージアムマイル
▲ シュパネントダイヤ
△ ショウナンカゼルタ
△ ジャスタパーティー
△ アスクコモンタレヴ

本命◎ セイキュート
初戦は牝馬限定の中京マイル戦で離された4着。時計面も微妙なので人気しない想定だが、能力は高い可能性がある。新馬はスタート以降の出がよくなく内の後方で促してもあまり前にいけなかった。直線でも馬群の中で沈むかなという手応えだったが最後に外に進路を求めてからの脚は中々のものだった。おそらく小頭数で伸び伸びと走らせる方がよいタイプなのではないか。この時あまり差がなく展開に恵まれた3着ショウナンカゼルタは2戦目で強い競馬を見せて今回人気想定。2着ウォーターガーベラも次走で勝ち上がっており相手関係も悪くなかった。今回は調教面での上積みも感じられ、減量騎手騎乗でショウナンカゼルタを逆転できる可能性は大いにある。母がG1勝ちの高額馬であり、兄弟の実績は少ないがここで変わり身を見せても何も驚きはしない。相手筆頭はミュージアムマイル。初戦は大出遅れをしているため今回も同様のリスクを抱えているが、距離1800mはこの馬にとってはプラス。前走は後半1000mのスピード比べとなり、後方勢には用のないレースとなったが、1頭だけ大外を回して差してきた競馬は非常に強かった。出遅れを克服し、ここをあっさり勝つのであればこの後が楽しみな逸材。3番手にシュパネントダイヤ。初戦はタイム的にかなりのハイレベルレース。1,2着馬はかなり強いとみているため、少し離されペースにも恵まれたこの馬も評価が必要。

東京3R 2歳未勝利

自信度3 ★★★☆☆

◎ コンフォルツァ
〇 フクノブルーレイク
▲ スカイタワー

本命◎ コンフォルツァ
ポテンシャルに期待しての本命。前走は小倉芝1800m新馬戦で、稍重で時計が出なかったとはいえタイムは評価できない。相手もおそらくそこまで強くはなかっただろう。しかし、後方から12.0-12.0の流れを唯一差してきたこの馬の走りは一定の評価が必要。当日は午後以降馬場が乾いて外差しがきく馬場になっていたためその点での評価は難しいが、コンフォルツァ自身のラップは完全に加速ラップでラスト1Fは11.5程度。この日の馬場を考えるとかなり優秀な数字を叩き出している。松永厩舎×横山典騎手のコンビは2歳戦では優秀な戦績を残しており、特に連続で横山典騎手が騎乗する際は期待値が非常に高い。おそらく調教から乗って素質を感じているが故の連続騎乗で、厩舎とのつながりが深いことが理由だろう。クラブの馬で人気先行しやすいタイプのため買いづらさはあるのだが、スカイタワーが一倍台で抜けた人気になるのであれば単勝でも妙味があるだろう。左回りで強い競馬ができれば一気にクラシック路線でも期待できる。相手は能力上位と考えている2頭。フクノブルーレイクはおそらく右回り向きだが、ハイレベルだったファンダム戦で33秒台の上り3Fを使えていることが高評価の理由。ここまでウインブライト産駒で上りを使える馬はかなり貴重な存在で強い可能性がある。

東京5R 2歳新馬

自信度3 ★★★☆☆

◎ ウィクトルウェルス

本命◎ ウィクトルウェルス
血統に期待してPOG指名した馬。6月に指名を決めたときは開幕週の東京芝2000mにルメール騎手でデビューすることは考えられなかったが、この事実だけで勝ち上がりの確率は高い。この場合オッズは1倍台になるのが通例だが、今回は他に人気しそうなスペックの馬がおり、この馬の陣営は初戦に対してネガティブなコメントを出しているためそこまで人気を被らない想定。個人的には母ウィクトーリアの能力はG1級だったとみており、そのポテンシャルを受け継いでいるのであれば重賞までたどり着けると思っている。デビューまでの評価を考えるとここで大敗してダート路線へ行く可能性もあるためそこまで強気にはなれない。しかし、厩舎の傾向的には勝ちを意識しているだろうという調教過程と騎手手配なので期待したい。

東京8R 3歳以上1勝クラス

自信度4 ★★★★☆

◎ ラスカンブレス

本命◎ ラスカンブレス
重賞級の能力を信じて本命。2走前も強気の本命に推した馬。その時のコメントは以下の通り。
“まず初戦は今回人気上位の一角となるグランカンタンテが勝利したレースで3着。スローの前残りレースだったのだが、この馬は出遅れて届かない位置から3着まで差している。自身の上り3F 33.7という数字はこの日の馬場を考えると異常な数字。距離が延びればおそらく差し切っていたはずで、当時のメンバー中では素質が違うなと思わせる内容だった。次戦はまたも差し遅れて3着。この時の2着はディマイザキッドで、最後の脚は同程度だった。相対的な比較でこの馬も重賞で通用するのではないかと考えるようになった。勝ち上がった3戦目は力が違うという内容。少しズブイため早めの仕掛が必要ではあったが、着差・上りの数字が優秀だった。この日は雨の影響で時計のかかる馬場だったが、その馬場にしては非常に優秀な後半ラップで走れている。”
脚質的に前走は全く向かないコースであるため軽視した。実際に3着に敗れたのは度外視でよい。今回はこの馬にとってベストに近いコース・頭数であり、人気をそこまで被らない相手関係もプラスだろう。夏を越えて成長がみられればここでは力を見せてくれるはず。

京都9R りんどう賞

自信度4 ★★★★☆

◎ ヴーレヴー
〇 サニーサルサ
▲ ショウナンラフィネ

本命◎ ヴーレヴー
能力値No.1と評価。特に前走シンガポールTC賞の競馬が強い。前走は外から先行した馬が沈むハイペースの消耗戦となり、差し馬が台頭した。ヴーレヴーは2番手から直線早めに先頭に立つ競馬を選択し、展開に全く恵まれない中で一頭だけ前で粘っていた。ゴール後も脚が衰えておらず、1200m以上でも粘れそうな勢いを感じたほど。函館2歳Sではかなり後ろからの競馬となったが、最後までしっかりと脚を使っており、ゴール後は先頭に立つほど手ごたえがあった。今年の函館2歳Sは例年よりレベルが高かったと考えており、現2歳の短距離路線としてはかなり高く評価できる。ヴーレヴーは武幸四郎厩舎の馬らしく気性面が少し気になる馬で、前走で前に行って厳しい競馬をした分、今回展開に恵まれなかったときに大敗するリスクがあると考えているが、開幕週の京都芝1400mであればそこまで現実的に考えなくてもよいだろう。他にそこまで早そうな馬もいないのですんなりよい位置が取れる可能性も高いとみる。調教の量・質もよく、ここでシュタルケ騎手を手配したのも好印象。勝利することも十分考えられる。

東京11R サウジアラビアRC

自信度3 ★★★☆☆

◎ アルレッキーノ
〇 マイネルチケット
△ タイセイカレント
△ アルテヴェローチェ

本命◎ アルレッキーノ
オッズ通りここでは抜けた存在だろう。初戦は勝ち馬クロワデュノールと共にG1級のラップを記録。初戦の数字としては過去の2歳戦の中でも一番ではないか。2戦目の圧勝は当然といった感じで相手も揃っていたが楽勝だった。今回は抑える競馬を示唆していることだけが少し気がかり。ここまで前で競馬しており、産駒の特徴的にも抑えて良さが出るとはあまり思えないため、超スローの瞬発力勝負となった際にキレ負ける可能性はあるが、他にこの馬の瞬発力を上回ってくる馬もいないとみているため1倍台でも逆らうのは無謀だろう。アルテヴェローチェやタイセイカレントなど、初戦の競馬からポテンシャルを秘めていそうな馬もいるが、アルレッキーノに勝つには大きな成長を見せる必要がある。今回相手として期待したいのはマイネルチケット。前走未勝利戦は締まったラップで時計面の評価が高いが、この馬の勝ち方が素晴らしかった。直線残り200mでは全く届かないだろうというところからあっさり差し切り勝ち。ここまで全力を出している感じはなく、今回はまだ”ばれていない”印象。戦ってきた相手的にも面白い存在だろう。

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