今週のピックアップ回顧#3(2025/2/15 あすなろ賞)

この記事では先週行われた競馬開催の中で
管理人が激選した1レースを深堀して回顧します!

今回選定したレースは

2/15(土)に行われた

小倉9R あすなろ賞(芝2000m)です!

目次

メモ

Bコース替わりで傷んだ箇所は概ねカバー
良馬場で時計は開幕週と同等レベル
内の状態が良いため前が残りやすい
芝レースは4角で半分より前にいなければ勝負にならない
通常の小回り芝コースのイメージ
前半5F 61.6(ややスロー)
後半5F 59.7

1回小倉開催の芝レースは基本的に時計がかかるレースが多くなりやすいです。

時期的に天候も悪く、芝状態がすぐに荒れてしまうことが原因かなと思います。

また、そもそも小回りで直線が比較的短い小倉芝コースは33秒台の上り3Fが出ることは稀。

芝中距離レースではほとんど見られず、35秒台前半でも平均より速いレベルです。

小倉芝の時計レベルを考える際は1200m戦の上り3Fを見て33秒台が計時されているかを確認するのが簡単でわかりやすいのでお勧めです!

さて、本題の2025年あすなろ賞もについて回顧していきます!

前半3F 36.3、前半5F 61.6とややスローペースな競馬になりました。

これは過去のあすなろ賞と比較すると少し速いくらいのペースです。

前走で先行して勝利したヒホンピロデヴィンが逃げる形となり、最終1番人気のドーギッドは出遅れの影響で後方2番手からの競馬となりました。

また、3番人気のムーンライトラガーもスタートが遅く最後方から。

隊列は特に変わることなく4コーナー手前を迎え、各馬が仕掛け始めます。普通であればこの時点で後ろにいた馬たちはノーチャンス。

それでも中段に控えて直線では差せないかなという位置にいたタイセイリコルドがしっかりと差し切って勝利。

逃げたニホンピロデヴィンが2着。

内の後方にいたフォーキャンドルズが最小限のロスでコーナーを回り差してきて3着という結果でした。

詳細な数字はこの後見ていきましょう!

レースラップ

2021年~2024年までの4年間に行われたあすなろ賞の平均ラップと2025年のラップ比較は以下の通りです。

今回のラップで注目すべきポイントはラスト2Fが非常に速いラップになったことではないでしょうか。

レースレベル

今回は同開催(※今年だけ開催がずれており一日違いであることに注意)同じコース設定で行われた北九州短距離S(OP)との比較によりレースレベルを考えていきます。

以下に2025年を含む過去5年のデータをまとめた表を置いておきます。

北九州短距離S 過去5年
あすなろ賞 過去5年

北九州短距離Sの勝ち時計や上りの数字を見る限り、今年の馬場は去年と同等の時計水準であったことがわかります。

去年のあすなろ賞の全体時計は2:02.2、今年は2:01.3なので約1秒勝ち時計が早いです。上り3Fや5Fの数字は同等なので、単純に1秒程度今年の方が時計レベルが高いと言って良さそうです。

(ただしあすなろ賞と同日に行われた3勝クラスの時計がかなりはやいのでその点は注意しておくとよいかなと思います。)

注目すべきは去年のメンバーレベルです。

勝ち馬サトノシュトラーセは超ハイレベルな2歳戦(1着シンエンペラー、4着ダノンデサイル)だった京都2歳Sで3着だった馬です。2着ガイアメンテはまだ2勝クラスにいる身ですが指数的にOPまでは行けるであろう馬。そして3着だったオールナットは強い勝ち方で3勝クラスを勝ち上がり今年の東京新聞杯でも穴人気していました。

つまり何が言いたいかというと、去年はHレベルなメンバーが集まっていたということです。

よって、時計レベルから考えると今年の出走メンバーはハイレベルだった可能性があります。

ローカルの世代戦ということもあり、出走した馬たちは次走以降人気になることはないと思いますが、どこかで人気薄の激走があるかもしれませんね!

ピックアップ馬

1着 タイセイリコルド

京成杯の大敗から見事に立て直してきました。京成杯の競馬は正直めちゃくちゃで個人的に完全に参考外だと考えています… 前半1000m 58.3というのは2006年以降の中山芝2000mで10位以内に入るレベルのHペースであり、同様のペースで逃げた馬は漏れなく悲惨な成績に終わっていました。注目すべきは新馬からの3レース。レースを見る限り負けた2戦はどちらもスローでのキレ負けであり、力負けという印象はありませんでした。特に強いのは2戦目の競馬。全体時計と後半ラップが非常に優秀であり、勝ち馬エデルクローネが強すぎただけという内容でした。タイセイリコルドは父がゴールドシップで牝系にRoberto持ち。本質的にはタフな競馬に適性があると考えられます。今回は控えてハイレベルな瞬発力勝負でも勝利できたことで今後に大きな期待が持てると思います!現時点では右回りの中距離重賞を勝てる馬になるイメージを持っています!

2着 ニホンピロデヴィン

未勝利勝ちが見た目には強く見えないため今回7番人気と人気薄の立場でした。しがし、過去3戦はどれも見どころのあるレースです。京都での2戦は相手がハイレベルな中でしっかり自分の脚を使って健闘しています。未勝利勝ちの全体時計は標準レベルでしたが、ラストは加速ラップでゴールしており余力を残した完勝でした。今回は逃げとなりましたがこれまで同様最後まで衰えない脚を使うことができていました。鞍上が上手くペースを作ることができたこともよかったのですが、例年のあすなろ賞なら勝つことができるレベルのレースラップであり、今回は勝ち馬が強かっただけなのでこの馬も十分評価できます。安定して前で競馬をすることができており、今後も堅実に走ってくれそうです!上手くいけば重賞でも先行馬として穴をあける素質を持っているのではないでしょうか。

3着 フォーキャンドルズ

この馬は新馬戦が非常にハイレベルな一戦でした。勝ち馬ミッキーゴールドは既に1勝クラスを勝ち上がり若駒Sで2着。2着だったリンクスティップはきさらぎ賞でかなり強い競馬をして連対しています。3着だったフォーキャンドルズはこれら2頭と差のない競馬が新馬戦できており、少なくとも同世代同士の1勝クラスは勝てる能力は持っているはずです。今回は前走の大敗があったので人気を落としていましたが、前走は何もしていないといってよいので参考外。新馬戦や今回の競馬で見せた走りがこの馬の本質でしょう!アイドリームドアドリーム牝系で父はエピファネイアという良血馬ですが、厩舎や気性面から一癖ありそうなタイプであることには注意したいところです。元々横山典騎手が調教でも乗り続けていたことも頭に入れておくとよいかもしれません!

7着 ムーンライトラガー

この馬は新馬戦の最後の脚が素晴らしいです。全体時計は平凡でしたがラスト1F推定11.0を記録し、着差をつけて勝利するというかなり強い競馬を見せています。今回は新馬の影響で人気していましたが、スタートが遅く最後方からの競馬となってしまったことで上位争いに加わることができませんでした。前走に続き今回も調教が抜群によく、勝ちに来ていた仕上げだと思いました。正直今回は4角であの位置にいた時点でノーチャンスだったので、もし陣営が本気で勝ちに来ていたのであれば騎手の判断が敗因かなと思います。4コーナー以降は全く参考外としてもよい内容ですが、さすがにスタートが遅すぎるためその改善が出来るかが活躍のカギになる気がします。血統的には父オルフェーヴル、牝系にSeattle Slew持ち、母は重賞勝ち馬と活躍する下地は十分にあります!

レース後コメント

今回はレース後コメントへのリンクも貼っておきます!個人的には小沢騎手がしっかり数字で競馬を見ていて好印象でした。乗れる騎手だと考えていたので今後も注目していきたいです。

https://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=289156

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