コスモディナー考察 ~阪神JF 穴馬候補①~

コスモディナーに関する考察記事です!
この記事では阪神JFでの好走可能性について様々な面から考察しています!

目次

前書き

今週日曜日に2歳牝馬の頂点を決める阪神JFが行われます!

おず

去年はリバティアイランドがこのレースを勝利し、そこから一気に3冠を成し遂げたことは記憶に新しいですね!

それ以前のレースでも阪神JFを好走後に素晴らしい成績を残した馬は多く、価値が高いレースです。

今年も過去の名牝たちに続く馬が出てくるのか。

そんな期待に胸を膨らませながら、しっかり予想していきたいところです!

予想の一環として、阪神JFで注目の穴馬を一頭ずつ紹介していきたいと思います!

今回はその第一弾としてコスモディナーを取り上げます。

注目ポイントをいくつかに分けて紹介し、この馬の魅力を伝えられればと思います!

注目ポイントその1

新馬戦の上り3Fは重賞級!

一つ目に取り上げたいことは、コスモディナーが勝った新馬戦の上り3Fについて。

コスモディナー自身の上り3Fは34.9で出走メンバー中1位でした。

2着馬も上り3F 35.0で走っていますが、着差が0.3であり、かなり余裕のある勝利であったため、このメンバーでは抜けて強かったと評価してよいでしょう。

この34.9秒という数字は一見大したことないように見えるのですが、他の馬と比較することでその価値が見えてきます。

2023年福島芝1800mのレースは33レースありました。各レースで3着以内に好走した馬で考えると33×3=99頭います。

そのうち、上り3F 35.0より早い数字で走った馬は以下の7頭しかいません。

画像

表にも書きましたが、7頭のうち5頭が重賞勝ち馬です。

今年一番早い上り3Fを記録したレーベンスティールは圧倒的人気のソールオリエンスを破ってセントライト記念を制しており、この馬の上り3F 34.4という数字を基準に考えると強さをはかりやすいのではないかと思います。

表中の馬のほとんどは福島牝馬ステークスとラジオNIKKEI賞で記録した数字であるため、その数字に近い上り3Fを記録したコスモディナーは重賞級の素質があるのではないかと考えます。

ロジシルバーは実績に乏しく、これらの馬に比べると力が大きく落ちるため、一概にこの数字だけでコスモディナーが強いと言い切ることは難しいですが、可能性を議論するには十分かなと思います。

注目ポイントその2

札幌芝レース好走馬は好相性!

続いて取り上げるのは、札幌芝レースでの実績についてです。実は阪神JFは札幌芝レースとの相性が非常に良いレースです。

それを証明するために、札幌芝1500m、札幌芝1800mで2着以内に入った実績があった過去の出走馬を見てみましょう。

2020年~2023年に絞ってみると以下の通りです。

<2022年>
ドゥーラ
ドゥアイズ(阪神JF 3着)
モリアーナ

<2021年>
ラブリイユアアイズ(阪神JF 2着)
ウォーターナビレラ(阪神JF 3着)


<2020年>
ソダシ(阪神JF 1着)
ユーバーレーベン(阪神JF 3着)

オパールムーン
フラリオナ

3年連続で好走馬を輩出しており、好走確率も非常に高いことがお分かりいただけるのではないでしょうか。

数字で見ると以下の通りです。

勝ち馬はソダシのみですが、穴馬が2, 3着に好走しているため複勝回収率は200%を越えています。

ベタ買いでの回収率であるため、札幌芝1500m, 1800mで好走した馬の複勝を買えばプラスになるという結果になっています。

近3年はこの傾向が顕著に出ていますが、さらに過去をさかのぼってもソウルスターリングレッドリヴェール(函館1800mの札幌2歳S勝ち馬)なども当てはまるため、非常に面白いデータではないかと考えています。

コスモディナーはコスモス賞2着、クローバー賞1着という実績があり、この時期の牝馬にとってはタフな競馬になりやすい阪神JFへの適性は高いのではないでしょうか。

最後に

以上がコスモディナーの注目ポイントでした!

この馬以外にも魅力的な穴馬は多数いるので次はどの馬を紹介しようか…

楽しみに待っていただけると幸いです!

最後までお読みいただきありがとうございました。

おず

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