この記事では天皇賞秋について、レース上り5Fの観点から分析しています
2023年のレースに出走を予定している馬が経験したレース上り5Fをランキング形式で紹介しています!
前書き
2023年天皇賞(秋)が目前に迫ってきました!
今年も豪華メンバーが集い、非常に楽しみにされている方も多いことでしょう。
今回は天皇賞(秋)の過去データの内、私が重要だと考えているレース上り5Fデータを紹介したいと思います!
豪華メンバーでワクワクが止まりません!
天皇賞(秋)の過去傾向
以下は、過去5年(2018年~2022年)の勝ち時計や勝ち馬、上りのデータなどをまとめたものです。
注目していただきたいのは、勝ち馬の上り3Fとレース上り5F(後半5F)の数字です。
まず、勝ち馬の上り3Fについては、最も遅い数字でアーモンドアイの33.8であり、基本的に33秒台前半以下の数字が求められます。
東京競馬場のレースでは上りが早い競馬になりやすいことは周知の事実であるため、多くの人は違和感のないデータだと思います。
続いて焦点をあてるのはレース上り5Fの数字です。
2022年はゴール寸前まで粘ったパンサラッサが刻んだラップがレース上りとして記録されているため、60秒を超える数字になっていますが、勝ち馬のイクイノックスは直線でパンサラッサから2秒以上離された位置から差しているためレース上りとしては57秒台前半が真値だと考えるのが妥当でしょう。
よって、2022年も実質レース上り5Fは57秒台前半だったと考えると、2018年から2022年までのレース上り5Fはどれも57秒台前半となっていることがわかります。
つまり、天皇賞秋では後半5F 57秒台で走るスピード性能が非常に重要であるといえるでしょう。
そこで、2023年の出走馬について、各馬が経験したレース上り5Fの数字の内最も早いものとそのレースをまとめてみました。
2023年出走予定馬 レース上り5Fランキング
以下が2023年出走予定馬の上り5Fランキングです!
3着以内に入ったレースの中で、レース上り後半5Fの時計が最も早かったレスを各馬ピックアップし、
順位付けしています。
こうして並べてみると異質ですね(笑)
ドウデュースが最下位、ダノンベルーガが下から2番目と、今回人気しそうな馬が意外にも順位が低くなっています。
勿論今回のレースでベストの数字を更新してくる可能性も大いにあるのでこれだけではなんとも言えないかもしれませんが、一つ参考として考えていただけたらと思います!
少し注意すべき点としては、3着以内に入ったレースからデータを抽出していること、レース上り5Fの数字であることですね。
例えばプログノーシスは中日新聞杯で着差0の4着に敗れていますが、この時のレース上り5Fは57.5、自身の上り3Fは33.2でした…!
ちなみに私はこの中で言うと、
ガイアフォースとジャックドールが面白い!と思っています。
最後に
今回は、天皇賞秋で重要となるレース上り5Fのデータについてまとめてみました。
当日良馬場での開催となれば、時計的にも非常にレベルの高い一戦となることは間違いないでしょう!
無事全馬が出走し、素晴らしいレースとなることを期待しています!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
おず