前書き
世間的にはGWの真っただ中!
今週末の5/5にはNHKマイルCが
開催されます。
G1連続開催が始まり、競馬界も
大いに盛り上がっていきますね!
今年のNHKマイルCに出走する
馬たちを眺めていると、
過去最高クラスのメンバー
が揃ったのではないか?
と考えたくなります。
レコード決着となった皐月賞で
早めに抜け出す王道競馬をして
3着に粘ったジャンタルマンタル
好時計で決着した阪神JF、
桜花賞の両レースで非常に強い
走りを見せ、安定感抜群の
アスコリピチェーノ
を筆頭に素晴らしい馬たちが
名を連ねています。
今回は人気馬が強さを見せ、
堅い決着となるのではないか
と思わせますが、
私は今回は人気薄となりそうな馬
にも面白い馬が多いと感じています。
そんな中で、
私が注目している一頭は
ロジリオン
です!
今回はそのロジリオンについて、
これまでの出走レースを振り返り、
穴馬としての魅力を
お伝えしたいと思います!!
あくまで私の個人的な見解になるので、
参考程度に見ていただけると幸いです(^^)
京王杯2歳Sの時計的価値
ロジリオンの重賞初挑戦
となったのは京王杯2歳Sでした。
結論、
去年の京王杯2歳Sは時計的に
非常にレベルの高いレース
だったと考えています。
まず、全体時計はレコード
1着馬コラソンビートの上り3F 33.2
という数字は歴代1位タイでした。
レース上り3Fが34.9
レース上り5Fが57.7
どの数字を切り取っても素晴らしく
数字だけでもこのレースの価値
が高いことがわかります。
コラソンビートより後方で進めた
ロジリオンはこのラップと同等以上
の数字で走り、上り3F 最速となる
33.0という数字を出しています。
コラソンビートはその後、
超ハイレベルレースとなった
阪神JFで3着となった馬であり、
その馬と互角以上の走りを
見せたロジリオンもG1で通用
するのではないかと考える
きっかけとなりました。
そして、レース内容を精査する
と、ロジリオンは内枠から進路
を切り替えるロスがあり、
コラソンビートの外から仕掛け
ざるを得ない状況でした。
残り200m付近ではコラソンビート
と1.5馬身ほどの差があったのですが、
ゴール付近では0.5馬身まで
詰め寄っています。
このレースのラスト1Fは11.5なので
ロジリオンの個別ラップは10秒台
だったと考えられます
個人的にはこのレースで一番強い
競馬をしたと思っています。
クロッカスSはG1級!
京王杯2歳Sの次走はリステッド
競争のクロッカスSでした。
このレースでロジリオンは
2着オーキッドロマンスを
見事に差し切り勝利しました。
このレースも実は時計的に
非常にハイレベルなレース
でした。
ロジリオンの上り3Fは33.2
レース上り4Fは45.7
レース上り5Fは57.2
これほどまでに早い数字は
中々みられるものではありません。
このレースの数字的価値を
考えるために、同じような条件で
走った過去の馬と比較してみましょう。
2歳限定の東京芝1400m戦において
(2006年以降)
・レース上り5Fが57秒台
・勝ち馬の上り3Fが33秒台
・勝ち時計が1:22.0以下
以上の条件でレースを抽出した
ものが以下の通りです。
これだけ時計的にハイレベルな
条件を重ねると、対象となるのは
重賞である京王杯2歳S、
リステッド競争であるクロッカスS
しか該当しませんでした。
その中でも、ロジリオン以外は
漏れなく重賞勝ち馬であり、
G1でも通用した強い馬たちの名前
がずらりと並びます。
特に、個人的には
NHKマイルCで人気薄ながら
勝利したラウダシオンが該当
していることが重要だと
考えています。
タワーオブロンドンや
トウシンマカオなど、
後に短距離で活躍した馬
が多いため、ロジリオンも
短距離路線で大活躍する
かもしれません。
このデータから、
ロジリオンもG1で通用する下地は
あるのではないかと推測します。
最後に
以上、私がNHKマイルCで穴馬
として面白い!と考えている
ロジリオン
について考察してきました。
前走のファルコンSでは内で
包まれる不利があり、強く
追えるシーンがなかったため、
その点でも今回は人気薄と
なりそうで、穴馬としての
魅力は十二分にあるとみています。
最終追いまでみてからの判断に
なりますが、おそらくこの馬
には週末重い印を打つことに
なるでしょう。
後は運が向くことを信じて
5/5当日のレースを無事迎えられる
ことを願っています!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
おず