前書き
明日は菊花賞のステップレース、
セントライト記念が行われます!
 おず
おず秋競馬も本格的にスタート!
特に世代戦はワクワクです!
菊花賞はもう約1か月後に迫っています!
ダービーが終わってからあっという間に
感じてしまいますね…(笑)
今年の菊花賞は
- クロワデュノール
- マスカレードボール
- サトノシャイニング
などの有力馬が出走しない予定であり、
世代トップを決めるという一戦
とは言えなさそうです。
しかし、今年も魅力的な馬が多数揃う
ようなので競馬ファンとして楽しみなことに
変わりはないですね!(^^)
さて、毎年注目が集まるダークホース、
夏の上り馬についてですが
今年私が最も期待しているのは
レッドバンデ
です!
個人的には新馬戦で3着だった時
から注目している大好きな馬です!
本記事ではレッドバンデの過去出走レースを
振り返ることでその強さに迫ってみようと思います!
3歳未勝利(中山芝2200m)
まずは初勝利を飾った未勝利戦から行ってみましょう!
このレースは今回のセントライト記念と同条件である中山2200mで行われました。
メンバー的には未勝利にしてはハイレベルかなと言った感じでそれほど強調できるレベルではなかったのですが、その内容と時計面は素晴らしいものでした。
注目すべきは後半の数字です。
中山芝2200mという条件はゴール前に坂があり、長距離を走ることになるため最後は各馬が余力がなく、ラップ的にも最後まで11秒台のラップが持続することは稀です。
そんな条件でレッドバンデはが記録したレースラップは
ラスト2F 11.5 – 11.4
中山芝2200mのレースは2008年以降311回施行されているのですが(個人データベースより)、ラスト1F 11.4以下でレッドバンデの勝ち時計2:13.8より早い時計で勝利した馬は以下の2頭のみです。
レーベンスティール
ミッキースワロー
どちらの馬もセントライト記念で記録した数字であり、レッドバンデは3歳初期時点でこれらの馬に並ぶポテンシャルを示していたと言えるのではないでしょうか!


青葉賞(東京芝2400m)
3走目で重賞初挑戦!
未勝利後は青葉賞を使ってダービーを目指すことになりました。
おそらく未勝利勝ちが大きく評価されてレース前は3番人気7.1倍まで人気を集めました。ゆきやなぎ賞(1勝クラス)を快勝したゲルチュタール、重賞でも好走したマテンロウバローズよりも人気していたのでこの時点でもかなり高く一般評価されていたことがわかります。
結果は4着。
ダービーへの最終切符をつかむことはできませんでしたが、レース内容的には一番強い競馬をした可能性もあると個人的には捉えています。
当時の馬場は完全に外差し有利。
他の芝レースでも外から差してきた馬が上位を占めており、上位の騎手は外への意識が強い日でした。
レッドバンデは外枠から出遅れてしまい、直線は最内をロスなく突くしかない厳しい競馬になりました。
(レース前から瞬発力はG1級の可能性が高いとわかっていたエネルジコより外を回す時点でゲームオーバーだったと思われます…)
それでも内をしぶとく伸びて勝ち馬とは0.1差の4着であれば高く評価すべきです。
この時のレースラップも非常に優秀です。
馬場を考えると全体時計は通常からやや低レベルの範囲に入りますが、後半ラップが素晴らしいです。
ラスト2F 11.3 – 11.2の加速ラップ
ラスト1F 11.2というのは歴代の青葉賞最速の数字であり、ダービー、オークス、Japan CUPなど数々のG1が行われるコース全体で見ても歴代3位タイにあたります。
青葉賞が11秒台の加速ラップFinish
となったのは以下の3例のみ。
2025 1着 エネルジコ
2023 1着 スキルヴィング
2020 1着 オーソリティ
エネルジコが直近の新潟記念で古馬と対戦して2着に入ったのはフロックではなさそう
=青葉賞の上位馬は強いはず!
という可能性が高いと考えます。
そしてもう一つ重要なポイント。
レッドバンデは
ゴール後先頭に立つほど余力があった
と思われます。実際に以下のゴール後映像では先頭に立って伸び伸びと走っており、ハードに最後まで追い切る佐々木騎手との相性は抜群なのではないかと思っています…


稲城特別(東京芝2400m)
青葉賞の後、ダービーの翌週に行われた稲城特別を走りました。
この時は単勝オッズ1.5倍の支持、
結果として0.8秒差の圧勝、
時計面も文句の付け所のない数字だったので
かなり強い競馬を見せてくれました。
時計面の凄さについて、
様々な面からみてみましょう!
(※データは2008年以降、個人データベースより)
①後半5F
稲城特別の後半5Fレースラップは57.8 でした!
スローペースにより数字が出てしまったケースを除外するために、全体時計が2:24.3以内という条件を追加し、後半5Fが速いレースを順に並べると以下の通りです。


1レースを除いて他は全て重賞。
そしてほとんどがG1での記録です。
並んでいる勝ち馬の名前を見てもこの中にレッドバンデが並ぶことの凄さを感じられるのではないでしょうか…
②後半1F
今度はラスト1Fについて考えてみました。
全体時計が2:24.3以内という条件の上でラスト1Fが速い順に並べてみた結果が以下の通りです!


やはり素晴らしい馬の名前がずらりと並んでいますね!この中にレッドバンデが出てくるのは素晴らしいです。
ちなみに
①、②の条件の両方を満たすレースの勝ち馬は
ダノンデサイル
シャフリヤール
ソウルスターリング
マカヒキ
ヴェラアズール
レッドバンデ
のみでした!当然のことながらレッドバンデ以外の馬はG1勝ち馬のみですね…
これらは正直数字遊びのようなものなのであくまで参考程度のデータですが、レッドバンデがG1級である可能性は結構高いのではないでしょうか?
最後に
この記事では
レッドバンデ
について考察してきました。
今回のセントライト記念は
- ミュージアムマイル
- ファイアンクランツ
- ジーティーアダマン
などなど素晴らしい馬が出走します。
レッドバンデがこれらの馬と一緒に走ってどのような競馬をするのか、レース当日がとても楽しみですね(^^)
予想記事は別で挙げる予定ですが、こんな記事を書いているので当然私はレッドバンデ本命で勝負します!(笑)
同じ印の方々、
一緒にレッドバンデを応援しましょう!


最後まで読んでいただきありがとうございました!
今回は以上です!
また次の記事でお会いしましょう(^^)
おず




