この記事では2023年のジャパンカップの予想を発表します！
結論
◎ リバティアイランド
〇 スターズオンアース
▲ イクイノックス
予想ポイント
①JCのラップ傾向
②各馬の能力比較
①JCのラップ傾向
以下は2018年から2022年のレースラップとその平均ラップを示したものです。縦軸は1Fごとのラップタイムを示していて、上に行くほど遅いタイム、下に行くほど早いタイムになっています。
過去5年の前後半平均は
前半5F 60.3
後半5F 59.4
であり、0.9秒の後傾ラップ（前半が遅く後半が早い）となっています。
長距離のレースは逃げ馬のペースによってレースラップにばらつきがでるため、過去平均はあまり気にする必要はないでしょう。
重要なのは東京2400mでの開催ということで、ラップ的にも総合力が試されるレースになります。
スピードだけでなくスタミナも必要なレースであり、どちらもバランスよく兼ね備えた実力馬が上位に来るレースと考えればシンプルに整理できるかと思います。
スタミナによりすぎた馬、スピード一辺倒の馬ではここを勝つのは難しいと考えます。
②各馬の能力比較
今回の焦点は以下の2点です。
1. イクイノックス、リバティアイランドどちらを上にとるのか
2. 3頭目として買う馬はどの馬か
まず1について
当然今回のメンバーではイクイノックスとリバティアイランドが抜けた人気になるでしょう。個人的な能力評価でも、この2頭はトップ2であり、疑う要素はほぼありません。ですので、この2頭が馬券圏内を外すことはないという考えを前提に予想します。
リバティアイランドについては、数字的な回顧を積み重ねた結果、オークスを勝った時点で歴代最強牝馬の可能性があると個人的に考えていました。このメンバーでも能力1位の評価をしています。秋華賞のパフォーマンスは正直物足りないものでしたが、苦手なスローペースの競馬、目標がJCであったことを考えると合点がいきます。調教時計をみるにその考えはおそらく正しいでしょう。
イクイノックスについて。前走の天皇賞秋は誰が見てもわかる素晴らしい勝利でした。レコードとなった勝ち時計やハイペースを前受けした内容は歴代No.1の走りといってもよいでしょう。今回はドバイシーマクラシックを勝利したボーナスがあるためメイチの条件であり、この馬の秋はここが勝負です。ただし、前走が凄すぎたことによる反動も考慮する必要があります。実際に調教は前走と同程度であり、陣営も慎重な姿勢を崩していません。
よって、ここはリバティアイランドを上に評価します。
次に2について
2頭に続く馬はどの馬か。私の答えはスターズオンアースです。今回は2頭の最強馬がいるためにあまり目立ちませんが、この馬も3冠牝馬の可能性があった名牝です。オークスの後はケガなどもあって順調さを欠いていますが、秋華賞、大阪杯、ヴィクトリアマイルすべてのレースで非常に強い競馬を見せています。そして、この馬がもっとも素晴らしいパフォーマンスをしたのは今回と同じ東京2400mで行われたオークスです。今回は外枠やケガ明けが嫌われるでしょうが、それを補って余りある魅力を秘めています。
今回は他にも素晴らしい馬が揃いましたが、歴代の馬と比較して上位にくるような名馬は上記の3頭だけだと考えています（個人的な見解です）。
これらの考えをもとに、3頭に印を打ち、冒頭の結論としました。
最後までお読みいただきありがとうございました！
おず
