2024年9月28日(土)予想

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目次

中京2R 2歳未勝利

自信度2 ★★☆☆☆

◎ ハルフロンティア
〇 ポセイドンバローズ

本命◎ ハルフロンティア
前走の新馬戦は後半ラップのレベルが高いレースだった。後半3F 36.5という数字は中京ダート2歳1800m戦としては過去最速であり、このラップを作り出した勝ち馬のスピード能力は中々のもの。ハルフロンティアは外枠からあまりダッシュがつかず中段の内を追走し、直線手前のコーナーから激しく追い始めたがラップ的にその時点でノーチャンスだった。それでも自身の上り3Fは37.2であり、この時期の2歳戦としてはかなり優秀。全体時計が詰められるかが焦点になるが、前走の競馬を見る限り持続力はありそうなので位置取りがよければ上位に食い込む確率は高いと予測する。血統的には芝でもやれておかしくないが、ダートでの勝ち上がりを目指した陣営を信じたい。対抗のポセイドンバローズは新馬戦がハイレベル。2戦目のダート戦は前半早めのペースを前でよく粘れており、巻き返しに期待。

中山2R 2歳未勝利

自信度3 ★★★☆☆

◎ バックアップアゲン
〇 ソレイケドンチャン
▲ プリセンスロロ

本命◎ バックアップアゲン
新馬戦はスローで内からスムーズに逃げれたことが好走要因だとみられ、あまり人気しない想定で考えているが実力はあるはず。前走は時計が平凡で同日未勝利より遅いのだが、後半ラップはハイレベル。ラスト1Fは11.3であり、今年の夏開催の福島芝レースでは最速タイだった。(もう一レースはピコチャンブラックが勝利した2000mの新馬戦なのでこちらはこちらで破格の数字なのだがそれはまた別のお話…)バックアップアゲンは直線で上手く荒れた内を避けており、ペースも含め絶好の競馬だったが外から2頭に差されてしまったので着順なりの評価。それでも芝が荒れ気味の進路をとったこと、最後は外の勢いを見て流していること、すでに勝ち上がっている4着馬とは差をつけていること、などの事実を加味するとこの馬も高評価できる。調教でも抜群の動きを見せており、今回は新馬同様に最内枠を引いたので積極的な競馬をして勝ち負けに絡んでほしいところ。

中山3R 2歳未勝利

自信度1 ★☆☆☆☆

◎ ピコブルー

本命◎ ピコブルー
この馬が出走した新馬戦は今年すでに開催された2歳新馬戦の中でもトップクラスにハイレベルだったと考えている。実は2着以下の出走メンバーで勝ち上がった馬はまだ出ていないのだが、時計面は超ハイレベル。この馬は大敗しているが負け方で過剰に弱いと見積もられるはずなのでここが買い時。同じ新馬戦を同タイムで走ったカージオイド(今回も同レースに出走)が次走ダートで巻き返しておりこの馬も同等以上に走れる可能性がある。

中山4R 2歳未勝利

自信度4 ★★★★☆

◎ キャピタルリッチ
〇 ピエナフェーヴル
▲ スワローシチー
△ ポッドロワール
△ ニシノエージェント
△ サトノラポール
△ ジェットブレード
△ トウショウクラウド
△ レッドベルダンス

本命◎ キャピタルリッチ
この馬の新馬戦タイム2:08.4は新潟芝2000m2歳新馬戦としては過去ワーストの勝ち時計であり、一見すると低レベルに見える。しかし、逆に後半ラップは過去一番といってよいレベルだった。特にラスト1F 11.1が超優秀で、新潟芝2000m内回り戦では抜けて過去最速の数字。ちなみに2位は未勝利戦を勝利したシュトルーヴェの11.3。上位には重賞でも活躍した馬が多く並び、シュトルーヴェの素質を早くから見抜けたのもこの事実が大きかった。キャピタルリッチ自身は2着に負けているのだが、直線で馬場の悪い内に進路をとってしまった分の差が出たと分析しており見直しが可能。ラスト2Fの脚では勝ち馬のヴィンセンシオと同等以上で、ゴール後の伸び脚は一頭レベルが違った。今回の大幅な上昇に期待できると判断した。厩舎や馬主の勝負ジョッキーを手配してきたことからも勝負気配を感じる。当日の天気、馬場状態、前走が54kgであったこと、産駒の気性的な傾向などなど不安点も多々あるが、それ以上にオッズがつくであろう今回はかなりの狙い目。相手は中山ベストの血統であり、前走で一枚上の能力を見せつけたピエナフェーヴルが筆頭。その他もレベルの高いメンバーが揃った印象があり今回出走する馬たちは今後も要チェックが必要。

中京4R 2歳新馬

自信度3 ★★★☆☆

◎ ローランドバローズ

本命◎ ローランドバローズ
血統的には直近で話題になったウィリアムバローズの下で、オッズ的な妙味はないに等しいが素質は本物の可能性が高い。調教は新馬としては有り得ないほど動いており、格上の馬とも互角以上に走れている。調教だけ走る馬も多くいるが、上村厩舎は新馬をしっかり勝たせる厩舎の代表格であり、この馬の背景を考えても勝負気配はかなり高いだろう。半兄とは異なり、芝ではなくダートからおろすあたりにこれまでに蓄積したノウハウが生かされていそう。長い目で楽しめそうな一頭として今後も注目していきたいところ。

中京5R 2歳新馬

自信度2 ★★☆☆☆

◎ インターポーザー

本命◎ インターポーザー
この馬の全兄は同じ高野厩舎にいたインファイター。早期に引退となってしまい残念だったが相当な能力を持っていたと考えている。本馬の血統は牝系にフサイチエアデール(ラスティックベル)を持ち、活躍馬を数多く出している超良血。坂路メインの高野厩舎の調教パターンから考えても水準以上の時計が出ており、陣営コメントからもすでに素質を感じる馬の一頭。この厩舎が鮫島騎手を調教から乗せて新馬に挑むパターンは近年素晴らしい成績を残しており、まだ一般化されていない鉄板パターンだと考えている。タフさが求められる中京芝2000mという条件も〇。他に勝負気配が高そうな馬も何頭かいるためあまり強気にはなれないが要注目。

中京9R ヤマボウシ賞

自信度2 ★★☆☆☆

◎ コスモストーム
〇 クレーキング
▲ ハッピーマン
△ アメリカンビキニ

本命◎ コスモストーム
初戦はダート1000m戦で差して勝利しており、後半ラップも含め今後に期待できる勝ち方だった。一見レベルの低い新馬に見えるが、2,3着だった馬は次走以降非常に強い勝ち方で早期勝ち上がりを決めており、相手関係がハイレベルだったと考えている。間隔が少し空いたが、好調教をしっかり積んでかなりの上積みも見込めそう。前走を見る限り距離延長はむしろ歓迎と思われる。今回他にキャッチーな馬が多数おり、かなりの人気薄となりそうなので買うならここではないかと考え本命に推す。相手は順当に能力があると感じた馬3頭をピックアップ。アメリカンビキニは最内枠が不安材料だが、前走の時計から考えるとここは楽勝しても驚かない。

中山9R 芙蓉S

自信度3 ★★★☆☆

◎ ジェットマグナム
△ モルティフレーバー
△ レーヴドロペラ
△ ミッキーマドンナ
△ シマサンブラック
△ ゴーゴータカシ

本命◎ ジェットマグナム
他の予想で何度も触れているのだが、新馬戦の時計的なレベルは今年の2歳新馬戦でトップクラスに評価している。その中でもジェットマグナムは1頭抜けた走りをしており、重賞を勝てるレベルの馬ではないかと考えている。(少し願望もあるのだが、ヘンリーバローズ×牝系にデインヒルという血統背景はニックスの可能性がある。)前走は心房細動の影響で大敗しているためオッズが付きそうな今回は買いと判断。陣営コメントの通り馬が怖さを覚えていなければ圧勝もあり得るだろう。調教的には坂路でしか時計を出していないためややマイナス評価。相手としては新馬のラップを高く評価しているモルティフレーバーとミッキーマドンナ、前走が強かったレーヴドロペラとシマサンブラック。最後におさえるならゴーゴータカシ。条件的には牝馬不利と考えているが、今回出走してくる牝馬はレベルが高いと考えているため素直に相手として評価した形。

中京10R 高山S

自信度4 ★★★★☆

◎ マコトヴェリーキー
〇 リビアングラス

本命◎ マコトヴェリーキー
この馬も過去の予想でふれているのだが、重賞を勝てる素質があると評価している。

(2走前は自信度5で評価 https://ozzlog.com/20240615-prediction/

特に評価できるのは2勝クラス勝ちの競馬。同日同条件だった大阪杯に近いレベルで走れている。近走は恵まれない競馬が続いているがそれなりに好走してしまっているためオッズ妙味は薄く、近走に比べて調教も平凡。しかし、相手が弱いと思われるここでは勝ちを期待したいところ。対抗は前に行けば強いリビアングラス。

中京11R シリウスS

自信度1 ★☆☆☆☆

◎ ロコポルティ
〇 ハギノアレグリアス

本命◎ ロコポルティ
前走、前々走の時計的なレベルが破格。特に前々走は中京ダート1900mとしては歴代5位以内に入るほどのレベルだった。内容も素晴らしく、2着以下に着差をつける楽勝であり、ここへきての本格化を予感させる。馬群でも競馬ができ、仕掛けにしっかり反応している様子を見る限り今回の条件もこの馬に向く可能性が高い。休み明けとなる今回は調教でも気合が入っており、過去一番に近い出来なのではないか。今回はハンデ戦であり、オッズ的にやや過剰とみているため強気には推せないが、ここを勝ってチャンピオンズカップの本命候補となってもおかしくない。相手は能力の割に舐められそうなハギノアレグリアスが筆頭。

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