ルシフェル考察 ~阪神JF 穴馬候補②~

ルシフェルに関する考察記事です!
この記事では阪神JFでの好走可能性について様々な面から考察しています!

目次

前書き

おず

今週末に開催される阪神JFに向けて、注目の穴馬を一頭ずつ紹介する企画を実行中です!

第一弾ではコスモディナーを取り上げました。

この馬の魅力について知りたい方は是非以下の記事を読んでみてください!

さて、今回は第二弾!

取り上げる馬はルシフェルです!!

2連勝中の馬であり、レース本番はムルザバエフ騎手が騎乗するということで、ある程度人気にはなる気がしています…

それでも5番人気以下、10倍ほどの単勝オッズは期待できるとみて取り上げることにしました。

注目ポイントをいくつかに分けて紹介し、この馬の魅力を伝えられればと思います!

それでは早速行きましょう!

注目ポイントその1

小倉芝2歳戦の加速ラップは強い馬の証!

一つ目に取り上げたいことは、ルシフェルが勝利した未勝利戦についてです。

この未勝利戦は小倉芝2000mで行われており、ルシフェルは2着馬に0.7秒差をつける楽勝でした。相手が弱かったということもあるのですが、牡馬混合戦でこれだけの結果を残せたことは評価すべきでしょう。

そんなレースにおいて、私が最も評価したいのはラスト2Fのラップ推移です。このレースのラスト2Fは

12.3 – 12.0

と、0.3秒の加速ラップとなりました。実はこの加速ラップは強い馬を見分ける上で重要なものとなっています。

2歳限定で行われる小倉芝1800mおよび2000mのレース(※2006年以降)について、ラスト2Fが0.3秒以上の加速ラップとなったレースの勝ち馬を抽出すると以下の表のようになります。

2歳 小倉芝1800, 2000mで0.3秒以上の加速ラップで勝利した馬

緑色で示した馬は重賞で馬券圏内に好走した経験がある馬。黄色で示した馬は重賞勝ち馬です。

まだ重賞に出走していないジュンゴールドルシフェルを除くと、18頭中10頭が重賞で好走しており、その内6頭が重賞を勝っているというハイアベレージです。

勝ち馬の中にはクロノジェネシスドウデュースキラーアビリティといったG1勝馬も含まれていることも見逃せません。

このデータを見ただけでもルシフェルが今後重賞で好走する可能性が高いといってもおかしくはないでしょう。

また、ルシフェルが勝利した未勝利戦が行われた日は週中の雨によって時計がかかるコンディションでした。実際に当日の芝レースの上り3Fをみると、いつも以上に時計が遅いことがわかります。

ルシフェルのラスト1F 12.0という数字は、この日の芝1800m以上のレースで最速であったことも大きく評価できるポイントです。

注目ポイントその2

萩Sの勝ち時計は重賞級!

続いて取り上げるのは、萩Sの勝ち時計についてです。

このレースは京都芝1800mで行われるレースであり、2023年のレースに出走したルシフェルは1:47.9という素晴らしい時計で勝利しています。

大外から差し切って着差0.2秒をつけており、見た目にも非常に強い競馬だったと言えるでしょう。

2023年萩Sの勝ち時計を過去の記録と比較することにより、その素晴らしさがみえてきます。

以下は2006年以降に開催された2歳京都芝1800m戦の勝ち時計について、1:48.0以下となったレースにおいて時計が早い順に上から並べたものです。

2歳 京都芝1800m 勝ち時計ランキング

注目ポイントその1と同じように、緑色で示した馬は重賞で馬券圏内に好走した経験がある馬。黄色で示した馬は重賞勝ち馬です。

今回も2023年のレースに出走し、まだ重賞に出走していないジュンゴールドルシフェルカーメルタザイトを除くと、表に挙げた33頭の内20頭が重賞で好走しています。

そして、なんとそのうち14頭が重賞で勝利した実績がありました。

日本ダービー勝ち馬のマカヒキや天皇賞春を勝利したヒルノダムールなど、素晴らしい馬たちの名前が並んでおり、かなり面白いデータになっているのではないでしょうか。

ルシフェルだけでなく、今年このデータに該当した馬たちには今後も注目していきたいと考えています。

最後に

以上がルシフェルの注目ポイントでした!

ここまでで2頭を紹介してきました!

ボンドガールが回避というニュースが発表されており、人気も割れそうで穴馬が穴馬として買えるのかという点でも気になるところです…

他にも魅力的な馬が多数いるので、残りの期間でどこまで紹介するか迷うところです!

最後までお読みいただきありがとうございました。

おず

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